• [0]
  •  

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2012年 1月22日(日)19時37分5秒
 

投稿者
題名
*内容 入力補助画像・ファイル<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
URL
sage

  • [3144]
  • 【百合豚大歓喜(爆)】百合好きじゃなくてもこれはプレイしろっ!

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 9月19日(土)22時02分38秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/10060

サイトでもツイッターでもBL崇拝ばかりになってしまったふりーむ!の事は、正直完全に呆れ果ててしまい、もう二度とここでは感想を書くつもりはなかった。
百合の事は大して評価もせずに、腐女子にばかり媚びるふりーむ!は、純愛系の男女恋愛物、百合物が大好きな私にとっては、ハッキリ言って居心地が悪い場所だ。
前はこんな不愉快で嫌なサイトじゃなかったんだけどね。

だが、久々に感想を書かざるを得ない作品に出会ってしまったので、これだけはふりーむ!に来ているプレイヤーに伝えたいんだ。
あくまでもふりーむ!のプレイヤーに向けてのメッセージなので、BL崇拝のふりーむ!の管理人様方は、悪いけど私の戯言を聞き流してくれると助かる。
もう二度と私はふりーむ!には期待するつもりはないんで(怒)。

正直言って、文章については、テストプレイを本当にしたのか疑うレベルの誤字等が仰山あるけれど。
これはヤバい……、ラストが本気で泣けて来る……。
まだ一周クリアしただけだけど、こんなに百合魂を熱くさせれられてしまい、本気で泣かせて来るゲームに出会えたのは、マジで久し振りなんですわ。

俺的にはヒロインが主人公の目を覚ませる為のイベントが良かったなぁ(CG中に立ち絵は消した方が良いとは思ったが)。
バトルの難易度も低めで丁度良くって、スキルのシステムも楽しかった。
キャラも敵まで含めて可愛くて個性的な娘ばかりで、素敵な学園生活から始まる壮大なドラマに、夢中で酔い痴れてしまったよ。

見てないエンディングが後8あるんだけど、これはもう何周もするしかないかなと、プレイ中断を諦めてしまいましたよ(笑)。
いやー、参っちゃいますね。
冗談抜きで終盤は涙が溢れて来たんで、例え百合好きじゃなかったとしても、この作品だけはプレイして頂きたいと思うね。

これがきっかけで、また百合ゲーブーム、百合ブームが巻き起こってくれると嬉しいんだけどね。
Girls Partyとか、良い百合ゲー、凄く沢山あったから。
やっぱり私は感動系の百合ゲーがなければ、もう生きて行く事は出来ないと思ったよ。

当初は色々バグ等があったけど、バージョンアップもされて来て、最新版は細かいところも修正されているから、今なら安心してプレイ出来ると思う。
私も序盤の段階ではバグにイラっと来て、止めてしまおうかと思ったものだけど、あの時続けて本当に良かったと今では思えるよ。
こういう素晴らしい百合作品が増えてくれる事を、私は心から願っていたいと思う。

RPGとしても十分に面白くて、残りのルートが楽しみで仕方がない。
今年のシルバーウィークは本当に良い思い出が出来たよ。
気が早いと言われそうだが、願わくば、次回作も百合、そのまた次回作も百合……と、どんどん泣ける百合作品が公開される事を祈っていたいね。

長文失礼&純愛系百合ゲー最高おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……………!!!!!

  • [3143]
  • 【永久保存】メガ〇ムに関して

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 5月 4日(月)18時39分35秒
  • 返信
 
メガザム燃ゆ
おすすめRPG!トキノタビビトの謎 ここはトキノタビビト(作者眼鏡侍)という素晴らしいゲームを応援するページです()
http://blog.livedoor.jp/ueharayukihee/
2015年05月01日
メガ〇ムに関して
作品のアップが一カ月過ぎたんで あの馬鹿について今どう思ってるか
今後どうなるであろうか 話そうと思う まあこの記事はあとで削除されるか可能性高いのでご了承ください
まずやつとツイッターで話しました。
奴が言うには 自分はネトゲをしていた その粘着がふりーむスレで自分を粘着するようになった
ネトゲのやつらが悪い!といっていました
わたしもネトゲをしていたのでネトゲの粘着と彼への粘着は同類の仕業と見ています
ただ、彼もネトゲをしていたのです
晒されたら晒し返すという行為をしていたかもしれませんし
妬みで、他のプレイヤーを晒していた可能性もあるわけです
人間すべて潔癖と言うわけじゃないから少しは大目に見るということも大切だとは思うのですが
彼はころころ意見が変わりすぎる故、信用ができません。
というか本当に実年齢50代なんでしょうか?という疑わざるおえない感じです
侍と言う名前をつけながら言い訳言い訳見苦しくてなりません
奴を信用してないので今後も攻撃をするのか?とみなさん思われるでしょうが
もうね なんか見てて可哀そうで()
静観してる皆さんに面白くなるようなネタを提供することはできなくなったかもしれませんね。

  • [3142]
  • 果たされた約束

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 3月26日(木)01時15分14秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7872

かおる様の制作された、学園ホラーADV、“雨宿バス停留所”の感想を書かせて頂きますね。
ネタバレを含みますのでご注意を。

【気になった点】
・割とバトルイベント、逃走イベントの難易度が高めなので、ATC性のあるゲームが苦手な人は、やり直しで何度も直前のイベントを見なければならない。かなり長い場合もあるので、直前セーブさせてくれた方が親切だと思う。
・仕様なのかも知れないが、メニュー画面が開けない時期があったり、短期間ではあるが、自販機でセーブが出来なかったりといった事があった。
・EDによっては、赤音さんとプレイヤーの必死の努力を千歳に台無しにされてしまうという展開になってしまい、気持ちは分かるが、こちらとしてはちょっとばかり納得し辛いところがあった。

【良かった点】
・和風の伝奇的ホラー要素が強く、イジメ等の問題も絡めた、感動的で深く、良いストーリーを楽しむ事が出来た。
・百合度が比較的高し(笑)。行き過ぎた友情と見る事も出来そうだが、愛情もしくはそれに限りなく近い友情に思えた為、前作同様に百合ゲーだと言っても十分に通用するように思えた。
・ホラーゲームと言えば逃走イベントが中心というイメージがあったが、本作ではそれ以外にATC性のあるバトルイベントが用意されていた。

本作はいじめられっ子の少女、千歳と、運行停止になった停留所でバスを待つ謎の少女、小鳩の織り成す、切なく悲しい物語。
前作の“路地裏喫茶店~Le Petit Nuit~”が非常に良い百合RPGだった為、私は本作の公開をずっと楽しみに待ち望んでおりました。
路地裏はファンタジー世界を舞台にした喫茶店経営RPGなのに対し、本作は生々しい学校のイジメが描かれていたり、街中や学校等を舞台とした、和風の現実的な世界が舞台のホラーゲームとなっていて、同じ作者様だとは思えない位、作風は異なっております。
因みに、学校の図書室の本棚を調べてみると、路地裏らしき物語が描かれている本が見付かり、少し嬉しくなってしまったり(笑)。
キャラグラも路地裏と同じ絵師様によるものとなっており、メインの登場人物の女の子達は表情がとても可愛く、心が癒されます。

公園、道路、墓地、停留所、自宅、商店街、学校、水路といった具合に、様々な場所を移動する形になりますが、探索のメインになるのは夜の学校であり、次点が水路や自宅になるのでしょうか。
特に難しい謎解きというものはなく、例え分からなくなって躓いてしまったとしても、行動可能な範囲を再度探索し直せば、必ず道は開けるので、クリア出来ないという事はないと思われます。
一部、作中のストーリー等についての知識を問われる試練もありますが、きちんと話を理解していれば何も問題はありませんし、仮に忘れてしまったとしても、そんなに長いストーリーではないので、一からやり直しても良いですし、最悪は今の時代、とても便利なネットというものがありますので、もしかしたら……(笑)。
心のカケラというアイテムの数によってEDが変わって来ますので、夜の学校から出られなくなってしまう前に、校外の全ての心のカケラを回収して、水路に落とされる前に7個所持、11個所持のセーブデータを残してやれば、最後の水路の1個で調節する事で、バッド(7個以下)、トゥルー(8個以上11個以下)、ハッピー(12個)全てのEDが簡単に見られますのでお勧めです。
勿論、最後の方のイベントは、同じものを複数回見なければならないので、若干手間は掛かりますが、どれも感動するENDとなっており、特にハッピーエンドは是非とも見て頂きたいと思います(トゥルーは報われませんし……)。

ストーリー的には学校のイジメがテーマとして多々取り上げられており、千歳や小鳩ちゃんがイジメを受けている様子が生々しく描かれており、正直精神的に結構見ているのが辛くなりました。
個人的には小鳩ちゃんが助けてあげた男子生徒の態度が許せなくて、「お前の所為でイジメられるようになった娘に対して、何て態度だっっっ!!!」と思い、怒りが爆発しそうになりました。
学校だけに限らず、職場でも何でもそうなんですが、結局のところ、千歳や小鳩ちゃんのように優しい心の持ち主が、イジメを受けてしまう事が余りに多いんですよね。
そう、正直者が馬鹿を見ると言いますか。
性的な嫌がらせの描写は全くなかったので安心したものの、自分よりも他人の事を思い遣るタイプの少女ばかりが酷い目を見て、悲劇的な最期を迎えるという事が、どうにも遣る瀬無くて辛かったですね。

まあ、いじめっこAのように、一緒になってイジメないと、自分がイジメを受けてしまうからという、心からの悪ではない人もいるのでしょうが、何れにしても、イジメについての様々な見解を伺う事が出来たのは良かったと思います。
また、赤音さんも最初は嫌な奴だと思っていましたが、千歳の優しさに触れて段々と気持ちに変化が生じて行き、最終的には命を賭けてまで彼女を守ろうとしてくれるようになり、好感度は爆発的にアップしました。
台詞も女性らしくない、どちらかと言えば男性らしいものが多かったように思いますが、熱血主人公的なカッコ良いシビれる台詞が多くて、胸が熱くなりましたね。
後は忘れちゃ行けないのが、ただならぬ雰囲気を持っている黒猫さんですね。
彼も穏やかながら老兵っぽい台詞が多かったのですが、やはり言うまでもなく、千歳のお爺ちゃんの生まれ変わった姿なのかなと個人的には思っています。

イジメられているのを見るのは可哀想なのですが、いじめられっ子の女の子って、優しくて引っ込み思案な性格の娘が多くて、何か可愛いなと思ってしまいます。
千歳みたいな良い娘がイジメられていたら、何も言わずに抱き締めてあげたくなっちゃいます(笑)。
イジメられ属性の女の子は、それはそれで良い個性だと思う訳なのですが、やはりイジメってのは絶対に良くないと改めて思わされますね。
ただ、私としてはイジメなんかに負けて、簡単に(ではないのでしょうが……)命を投げ出すような真似はしないで欲しいと思います。
友達の為に命を捨てるというのも同じ事で、それだけその友達の事を大事に思っているのだという事は理解出来るのですが、残された家族や友人、貴方の事を思ってくれる、全ての人の事を考えて欲しいと強く言いたいです。

ACT要素が割と強めで、苦手な方は苦労する可能性はありますが、プレイを終えた時に色々考えさせられる、メッセージ性の強い良作だと思います。
百合ゲーだと言っても過言ではない位に、登場人物達の深い絆を垣間見れる物語ですので、百合好きな方は勿論の事、単純に感動もの、ホラーゲーム等が好きだという方には、是非ともプレイして頂きたいと思います。
今回はシリアス過ぎたので、個人的には路地裏みたいな世界観の方が好きかも知れません。
次回作、出される予定があるのであれば、ずっと期待して待っていたいと思います。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3141]
  • マップに犇めく乙女達

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 3月22日(日)19時40分54秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2967

今回ご紹介させて頂きます作品は、水野様の制作された、ファンタジーRPG、“タオルケットをもう一度・裏”の感想を書かせて頂きますね。
ネタバレを含みますのでご注意を。

【気になった点】
・ところどころに誤字脱字が見られた。
・恐らく仕様ではなくバグだと思うのだが、キャラに話し掛けられなかったり、話し掛けても一瞬だけキャラの立ち絵が表示されるが何も起こらなかったり、本来買い物が出来ると思われるところで買い物が出来ない等の問題が見付かった。
・ラストの展開が余りにいい加減。何も解決していないし、これではとても納得出来ない。感動の余韻もなくタイトルに戻ってしまう。ストーリー自体はメッセージ性もあって、ラストまでは良いものだったと自信を持って言えるというのに……。

【良かった点】
・タオケシリーズ独特の可愛らしくて神秘的な世界観。ストーリーもラストまでは楽しめたし、どのキャラも可愛らしくて面白かった。
・みんぽぅ、わらわぅ、あごちゅ、ぷっちが合流した辺りから、その後の殆どのマップに、一緒に冒険しているメンバーが出て来るところ。正直良くここまで作り込んだと素直に感心出来る。
・百合ゲームジャンル登録されてはいないが、半端なく百合度高し(笑)。メンバー内のエロ甘百合会話があったからこそ、辛く苦しい旅だって乗り越えられたのだと断言出来よう。

本作は声を発する事が出来ない少女みんぽぅが、旅の途中で出会った仲間達と共に、謎の生物ポンの魔の手から地球を救う為に戦う物語。
序盤から衝撃的な鬱展開が繰り広げられ、耐性のない方は結構辛いかも知れませんが、それ以降は殆ど猟奇的な表現というものはなく、安心して最後の手前までは進めるかと思います。
タオケシリーズは比較的戦闘難易度は低めのRPGというイメージがあるのですが、本作はそうではなく、特に序盤の方は意外にも雑魚敵もボス敵も強く感じられ、甘く見て主人公達を強化せずにいると、割と全滅しかねない難易度だと感じられました。
若干手間は掛かるかも知れませんが、適度に戦闘を行ったり、回復アイテムや武器、防具類を揃えて冒険する事をお勧めします。
RPGが苦手な初心者の方であれば、初めて踏み入ったマップに出て来る雑魚敵は、必ず全滅させてやるという気持ちで進めば、自然とレベルも上がってお金も得られるので、そのような方法も検討されると良いかも知れません。

割と誤字脱字が見られたり、バグだと思われるものが多々見付かったのですが、本シリーズ独特の世界観や深みのあるストーリーは健在で、感動させられるシーンも多々ありました。
私が今回この作品で特に凄いと思ったところは、ある時を境に、その後の殆どのマップに、一緒に冒険しているメンバーが出て来るところであり、バトルに参加するキャラは主に4名なのですが、それ以外にも同行者が増えて行き、最終的には結構な大所帯になります。
操作しているキャラ以外のキャラがほぼ全てのマップに出て来るので、雑魚敵シンボル等も含めれば、ちょっとごちゃごちゃしているなぁとは感じられるかも知れませんが、私は逆にそこが明るく楽しく感じられて、好印象を持ちましたね(皆でピクニック気分)。
はっきり言ってしまうと、各キャラと話してもストーリーに関わる重要な話が聞ける訳でもないですし、他愛のない、言ってしまえばどうでも良い話が殆どなのですが、それでも気になって全員に話し掛けたくなってしまうのが不思議なところ。
他にも小ネタのイベントがマップ中には沢山用意されていて、決して楽な道程ではないのですが、ほのぼのとさせられるガールズトークがあったからこそ、最後まで頑張って進める事が出来たように思えます。

まあ、本作はストーリー的にもネタ的な意味でも、間違いなく百合ゲーになりますね(笑)。
何しろ男性キャラはパーティーには一人もいないですし、普通にパーティー内でもカップリングが出来上がっていますしね。
半端なく百合度が高くて、百合豚大歓喜と言えるのですが、人気はありそうに感じられつつも、個人的にはぷっちとあごちゅ博士のカップリングが、余り好きではありませんでした。
と言うのも、他にも自分の作ったロボットはいるのに、ぷっちばかり贔屓して可愛がるあごちゅ博士に、猛烈にあごちゅ博士にアタックするぷっちの姿を見ると、初期ぷっちやこげぷっちが可哀想に思えて来てしまうからです。
でも、牛ちゃんは光恵アナと良い感じになっていて、他キャラに比べて大人っぽい百合を見せてくれていたのが良かったですね。

残酷な表現以外にも、百合会話に便乗して、エロネタも中々多かったように思いますので、百合とそれに関連するエロが苦手な方はご注意下さい。
後、バグだと思われる事象の所為で、長期的にアイテム等が買えなくなるタイミングがあるので、私としては買える時に全財産を振り絞ってアイテムを買っておく事をお勧めしたいところです。
感動的なシーン、BGM等で心が昂ったものの、どうもラストの展開だけは投げ遣りっぽい感じがして、少し残念だったですかね。
にゃにゃももみんぽぅも良い娘だっただけに、何でこんな悲しい最期に……って思いました。
わらわぅの過去には同情はしますが、猫が伝えてくれたメッセージも、仲間達と一緒に育んで来た絆も、彼女にとってはどうでも良いものだったのかと思うと、余りにも遣る瀬無い気持ちになりますね。

……とまあ、色々書きましたが、百合が好きな方には是非ともお勧めしたい感動作です。
貴方もコミカルでダークでメルヘンでミステリアスな、タオケの世界を隅々まで冒険してみませんか?

それでは、これにて失礼致します。

  • [3140]
  • 母さんとお母さんとアリウムさん

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 3月21日(土)21時05分52秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/8674

夢幻飛翔様の制作された、伝奇百合ノベルADV、“永久の白百合~閃光の生命~”の感想を書かせて頂きますね。
ネタバレを含みますのでご注意を。

【気になった点】
・多めの誤字脱字。出来る事なら作品の完成度や評判を上げる為にも、修正した方が良いかも知れない(かと言って次回作公開が遅くなるのは……)。

【良かった点】
・家族、仲間、恋人同士の絆を感じられる温かいストーリー。様々なテーマが盛り込まれていて素晴らしい。障害を乗り越える為のバトルシーンは今回も必見。
・新規参入プレイヤー、過去作のストーリーを忘れたプレイヤーにも優しい、分かり易い解説が作中で多々見られる。ここまでプレイヤーに配慮した作りの作品は滅多に見ない。
・長過ぎず且つ短過ぎない絶妙的なバランス。今回はシリーズでも長い部類に入るが、個人的にはもっと長い長編も見てみたい。
・イベントCGや立絵のクオリティの高さ。キャラの表情の変化があって楽しい。これがあっての永久の白百合と言える。
・相変わらずのゲストキャラの大活躍。過去作のキャラが助けてくれたり、助言してくれるのは胸熱。このシリーズは出来れば公開順にプレイしてもらいたい。

回を増す毎にぐんぐんクオリティがアップして行く永久の白百合シリーズですが、今回は遂に6作目、今までの集大成的な作品となっているように感じられました。
いやー、作者様の制作スピードは凄く早いとは思いますけれども、待ちに待った甲斐がありましたよ。
最初から最後まで、全力投球で最高の百合を楽しませて頂きました(笑)。
本作は3作目の螺旋の彼方のアフターストーリーで、めでたく結ばれた巫月とアリスの間に生まれた娘、ルナリスとその家族に焦点を当てた物語です。
今回も家族としての在り方、子育て(両親と子供の関係)の難しさ、子供の成長、百合(女性同士の恋愛)等々、様々なテーマが作中に盛り込まれていて、クリア後に色々深く考えさせられましたし、人生に対しての勉強もさせて頂きました。

1、2、3作目は、簡単に言ってしまえば特定の女性同士のカップルの恋愛物語といったところですが、4、5、6作目は、過去作のカップルとその間に生まれた娘の、言うなれば家族の絆を描いた物語と言えまして、各作品が少なからず関連性があるお話なんですよね。
ですが、シリーズ通して言える事なのですが、例え過去作を未プレイの状態であっても、作中で過去作のあらすじを上手く纏めて補足説明として入れて下さっているので、とても理解し易い作りになっているんです。
勿論、毎回過去作のキャラがゲスト出演して大活躍してくれるので、公開順からプレイされて行く方がベストと言えばベストではあるのですが、急に本作からプレイを始めたとしても、十分に楽しめるようになっているのが、このシリーズの凄いところだと思うんですよね。
このように、プレイヤーに配慮した丁寧な作りになっているのですが、残念な事に誤字脱字がところどころに見られ、そこが非常に勿体なく感じてしまいます。
物語自体は文句なしに面白いですし、適度に異能力系のバトルシーンもあって、良いアクセントになっていますし、キャラの照れ顔、泣き顔も可愛いですし、CGは綺麗で数も多くて最高なんですけどね……。

家族と言えば、普通は大体両親とその子供と考える事が多いのだと思いますが、本作の主役となる家族の中には、親の巫月、アリス、娘のルナリスの他に、アリスの姉のアリウムも含まれているのが面白いところです。
規格外の強さを持つアリウムですが、家族の中ではきちんと良い叔母さんをしていて、いざと言う時には凄く頼りになったり、かと思えばそんな彼女でも自分の生き方に悩み、苦しんでいる姿が描かれていたりと、色々と見せ場が沢山用意されていて、ある意味、裏の主人公のような存在でした。
巫月とアリスが娘を思うが故に再び激しく対立したり、前作からのゲストキャラが、同じ親として巫月とアリスに助言したり、同じ娘としてルナリスに力を貸そうとしてくれたりと、今回も見どころは満載といったところです。
4、5作目の家族は近親恋愛をしている姿が描かれていて、個人的には中々その気持ちが理解出来なかったところはありましたが、今回の娘は女性、しかも敵に対してではありますが、近親外恋愛感情を抱いていたので、一番理解し易い感じではありました。
まあ、何故そんなにネロの事を直ぐに好きになってしまったのか、そこは正直分からなかったのですが、恋とは唐突なものですから、作中の通りの一目惚れで説明は付くのかも知れませんね。

私が家族ネタというか、両親からの子供への深い愛情を見るのが弱いというのもあるのですが、ルナリスの誕生日パーティーだったり、終盤のネロを助ける前の親子の会話だったり、後はルナリスがネロと結ばれて(?)、両親にお礼を言ったところ等を見て、私もアリスやアリウムのように大泣きしてしまいました(笑)。
女性同士ではありますが、やっぱり娘の事を思う両親ってのは、本当に強くて優しくて、素敵過ぎる位に素敵なものですね。
巫月はラストの方で良い見せ場がありましたし、想像だにしなかった行動に出たりと驚かされましたが、アリスも娘からお母さんと呼ばれるだけあって、凄く良い母親だと思いました。
遥もロリから成長して良い女性になりましたし、双子ちゃんもお節介焼きですし、アリウムの人生も始まったばかりですし、アリスも心からはエデンドヘルやネロを許せてはいないかも知れませんが、最後は一応大団円って雰囲気で良かったです。
姿が変わっても、アリスの太い眉毛は健在で、私大狂喜(笑)。

これで遂に1、2、3作目のアフターストーリーが全て描かれた事になりましたが、この後はどうなるのか、それが気になって気になってしょうがありません。
まさか永久の白百合シリーズはここで終わってしまうのか、それとも、今後も続きのシリーズは作られて行くのか。
キャラも魅力的ですし、設定的にも未だ未だ十分に続けられそうな気もしますが、もしやるとしたらアリウム主役の線が濃厚ってところなんでしょうかね。
彼女は今正に動き出したばかりですし、そもそもこのシリーズ自体、全体的に考えた場合の主役が彼女っぽい気がしますから。
何れにしても、今後も注目しておきたいところです。

女性の両親という形ではありますが、このシリーズでは不思議と違和感を感じられず、当たり前のように一つの家族だと思えるのが凄いと思います。
百合ゲーではありますが、それ以上に家族や周囲の人々との絆を描いた、心温まる優しい作品だと思いますので、百合好きな人は勿論の事、百合が嫌いな女性にも、騙されたと思ってプレイして頂きたいと思います。
久々にこんな素晴らしい百合ゲーで遊ぶ事が出来、私としては心から大満足です。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3139]
  • 蛹は羽化の夢を見る

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 3月17日(火)21時56分39秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/3097

水野様の制作された、ファンタジーRPG、“笑う、わらわぅ”の感想を書かせて頂きますね。
ネタバレを含みますのでご注意を。

【気になった点】
・ストーリーが難し過ぎて、イミフのまま進めなければならないので、途中で若干モチベが低下する可能性がある。

【良かった点】
・何とも言えない不気味なイメージの独特な世界観。かと思えば、可愛らしかったり、美しい風景のステージも用意されている。
・ゲームを進める事で、難解な物語が少しずつ紐解かれて行く感覚が良い。特にラストまで行ければ、ある程度は大まかなストーリーが理解出来る。
・雑魚敵とは戦いたい時だけ戦えば良いシステム。寧ろ雑魚敵とは一切戦わずとも、マップを探索する事でキャラを強化出来る、一風変わったシステム。
・絵本を読み進めるシーンが、単純に可愛らしくて、凄く面白かった。

本作は主人公の少女わらわぅが、仲間達と共に不思議な世界を冒険して行く物語。
序盤こそリアルな世界を描いているように見えますが、ほぼ全編に渡ってファンタジーな異世界が舞台になっております。
従来までのタオケシリーズとは雰囲気が異なっており、何も分からないまま、手探りで少しずつ謎を解き明かして行くイメージになります。
ストーリーは半端じゃなく難解且つ哲学的で、キャラの発する一つ一つの台詞すら、何かを意味しているのではないかと、常にそんな風に考えてプレイを続けました。
クリアした今ですら、正直作者が伝えたかった事の半分も理解出来なかったような気がしています。

グロ描写が多い印象のあるタオケシリーズですが、本作では若干気持ち悪いキャラ等はいても、酷い猟奇的なシーン等は非常に少なく、そういった意味では年齢層の低いプレイヤーでも安心(?)である気がしました。
全体的に陰鬱な気持ちになりそうな暗い世界観ですが、パーティーキャラによるガールズトークのお陰で、多少は明るい気持ちでいられますしね。
個人的には本作は百合ゲーだと思っています。
ギャグ的な意味でもそうですけど、着物幼女ちゃんがわらわぅお嬢様の事が好きだったのに、ぱっと出のみんぽぅにあっと言う間に奪われてしまった事でショックを受けているところだったり、おるちゅま様になってしまったわらわぅお嬢様を見て、涙を流しながら声を掛け続けていたりするところ等、本当に着物幼女ちゃんはわらわぅお嬢様の事を愛していたんだなぁと思って、胸が苦しくなってしまいました。
俺は本気でわらわぅお嬢様の事を「この裏切者めっ!」って思ってイライラしたり、「みんぽぅの奴、ウゼエっ!」って思っちゃいましたね。

にゃにゃも女王様に命令されて、着物幼女ちゃんとわらわぅお嬢様がキスしたシーンを思い出すと、ただのしょうもないネタではあったのでしょうが、俺は泣きそうになってしまいます(笑)。
みんぽぅが登場する前の、女の子三人で冒険していた頃が一番好きでしたね。
にゃにゃも女王様も重要な位置付けではありましたが、やっぱり着物幼女ちゃんとわらわぅお嬢様に結婚して欲しかったなってのが俺の本音です(涙)。
ぷっちも序盤を見る限りでは凄く嫌な奴なのに、何であんなに着物幼女ちゃんが良い奴じゃ良い奴じゃって言うのかが疑問だったのですが、最後の最後でその意味が分かるんですよ。
着物幼女ちゃんの言っている事は全く嘘偽りなくて、ぷっちの不器用さと優しさが心に伝わって来て、目に涙が浮かんで来てしまいました。

因みに、本作はマップを探索する事でけいけんを得られる為、雑魚と戦う必要は全くないですし、戦闘の難易度も滅茶苦茶に低く、RPG初心者の方でもクリアするだけであれば、はっきり言って楽勝ってところです。
ただ、ラストまで進めてみれば、こういったシステムですら、この物語の設定の一つなのかなと納得出来るのが面白いところ。
雑魚とは戦っても良いですし、戦わなくても構いませんが、誰もが短い言葉しか喋りませんが、折角ですから会話だけはしてみる事をお勧めします。
殆どは意味が分からなかったり、どうでも良い話だとは思うのですが、時には本作への理解を深めてくれるヒントがもらえる場合もあります。
兎に角、一つ言える事は、マップは適度に探索してみた方が、本作をより楽しめる要素を得られるという事ですね。

まあ、作者が天才だという事は分かりますが、何分ストーリーが余りに深くて難解である為、完全に本作を理解する事はほぼ不可能だと思います。
作者がこの作品に込めたメッセージを、いかに多く掴み取る事が出来るのかという事が重要なのだと思います。
一度クリアした後、最初から再プレイする事で、また見えて来るものもあるのだと思います。
独特な世界観が魅力的なので、雰囲気ゲーだという事にして、最後まで根気強くプレイされる事をお勧め致します。
タオケの新しい形を見る事が出来る、悲しいけれど、凄く切なくて温かいお話です。

これ以上の語りは最早不要でしょう。
沢山の魅力的なキャラに出会える、素敵なRPGですので、是非とも遊んでみて下さいね。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3138]
  • 決して折れない心の刀

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 3月 8日(日)20時25分6秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/3017

水野様の制作された、ファンタジーRPG、“かいけつ!猫足乙女ちゃん”の感想を書かせて頂きますね。
ネタバレを含みますのでご注意を。

【気になった点】
・ちょっとした誤字脱字。
・予想外の強烈なグロ描写。せめて推奨年齢は12歳以上(中学生~)にした方が良いのでは。
・マップにちらばっているアイテムの数の多さ。イベントや敵シンボルを含めれば、かなりの数で紛らわしい。

【良かった点】
・メッセージ性のある感動的なストーリーに驚愕のラスト、確立された独特な世界観、後は可愛らしくて魅力的なキャラクターの数々。
・迷わされる事のないマップと、初心者でも安心の戦闘難易度。雑魚敵との戦闘はシンボルエンカウントで動きも遅いので、好きな時にだけ戦う事が出来る。
・表示時間は若干短いものの、物語の節目のキャラ紹介が面白い。

本作は幼い少女の猫足乙女ちゃんが、ケーキ屋さんになる為に軍に入る事になり(?)、同僚や上司達と共に、厳しい訓練(笑)を行う毎日が描かれます。
序盤は軍での明るく楽しい生活が描かれるのですが、突如現れた美少女だらけの乙女爆弾達の出現によって、物語は徐々にシリアスな雰囲気へとシフトして行きます。
ほのぼのとした世界観が魅力的な本作ではありますが、シリーズを知っている方ならお馴染でしょうが、突拍子もなく、思わず目を塞ぎたくなってしまうような強烈なグロ描写を見せられるシーンがあるので、心臓が弱い方等は十分に注意して頂きたいと思います。
私も様々なフリゲをプレイして、多少なりともグロ描写には耐性があると自負しておりましたし、タオケシリーズがそういった作風である事も承知の上でプレイしておりましたが、それでも相当な衝撃を受けたと言えました。
ポンの叫び声が聞こえて来る扉を開ける時……、その時から全てが変わりますので、未プレイの方は本当にお気を付けて下さい。

逆に言えば、今回はそこを無事に抜ける事が出来さえすれば、グロシーンに悩まされるような事はないかと思います。
笑いあり、涙ありで、凄く素敵な大冒険が貴方を待っています。
私はタイトルがタイトルなので、てっきり猫足乙女ちゃんが主人公だと思っておりましたが、本作の主人公はにゃんこ侍の猫舌であり、最初から最後までずっと、彼の物語だったのだと思いました。
女性キャラ比率が大変高いので、男性キャラは物凄く貴重ですし、常にハーレム状態(笑)。
どのキャラも凄く可愛いと思うのですが、下ネタが多めの為、女性のプレイヤーはちょっと引いてしまうかなぁ。

猫舌は確かにカッコ良いと思いますし、強いので戦闘でもかなり頼りになりますが、女性キャラからモテまくりで、何かちょっと嫉妬しちゃいますね。
動物ではありますが、今日そこ等に掃いて捨てる程ある、ハーレム系のアニメやゲームの主人公のようですね。
何で最近はそんなのばっかりなんでしょう。
……と、まあ愚痴はその位にしまして、途中ひょんな事から仲間達から変な勘違いをされてしまい、変態の扱いを受けて、差別されてしまったシーンは、何だか可哀想で、見ていて凄く胸が苦しくなりました。
でも、彼も一見ストイックで真面目な性格をしていると思いつつも、猫足乙女ちゃんの事になるとちょっと妄想が行き過ぎてしまったりと、若干キャラが安定していないようにも思えましたね。

猫足乙女ちゃんも正ヒロイン的な立ち位置に思えつつも、長期間パーティーから離れていた為なのか、ぱりぱりうめ程とまでは行かなくとも、割と影が薄くて、空気キャラにも思えなくもない位でしたね。
最初の頃は目立っていたのですが、準ヒロイン的なきゅうりちゃんがパーティーインし、一方的なアプローチで存在感満点でしたし、その両親も色々とアクが強い人達ですから、数いるヒロインの中の一人というイメージになってしまったのかも知れません。
寧ろ猫舌が大きく変わる切っ掛けになったのは、言うまでもなく重要キャラだと言える師匠だった訳ですからね。
出て来た期間は短かったとは思いますが、昔も今も猫舌に多くの事を教え導き、彼を見守り愛し続けてくれていたという意味では、完全に師匠の方が猫足乙女ちゃんの遥か上を行っている気がします。
それ故に、猫舌と猫足乙女ちゃんの絡みがそこまで多くなかった事もあってか、二人が何時の間にか恋愛感情をお互いに抱き合っていた所が、多少違和感を感じられなくもなかったですかね。

でも、やっぱり本作で一番カッコ良かったのは、私的にはポンのお婿さんを置いて他にはいませんね(笑)。
だって、序盤から明らかにギャグキャラで、どうしようもない位に変態で、特に世界中の女性の発する音を聞き分けるとか、そんな基地外染みたチート級の能力を持っているこのポンが、時々意表を突いたように鋭い事を言い放つ訳ですから(爆)。
流石は社長と言うべきか……。
ストーカーされていたコンチェルちゃんも、最初は、いや最後までだったかも知れませんが(笑)、彼の事をずっと気持ち悪いと思っていたはずなのに、終盤は慰めてあげたり、彼の身を案じてくれるようになるのですからね。
猫舌の目を覚まさせてくれる良き理解者でもあり、最後まで一人の女性を愛し続けて、長い旅の果てに、彼女を少しは自分の方に振り向かせる事に成功した、そんな主人公よりも主人公らしい真の主役、それがポンのお婿さんなのかなぁと思えました。

個人的にはラストで猫足乙女ちゃんが泣きじゃくったのと同じように、コンチェルちゃんにも泣いて欲しかった。
そんなシーンが見てみたかった……。
誰が何と言おうと、今回のお婿はカッコ良過ぎだったっ!
漫才のネタも結構面白くて、ミニ四駆とかビーダマンとかたまごっちとかデジモンとかDQとかFFとか、何故か嘗て私が趣味にしていたものが多く取り上げられていて、何か嬉しくなっちゃいましたね。
ネタ的ではありますが、登場人物の中に百合を繰り広げてくれるキャラもいますから、百合好きにもお勧めな作品です(笑)。

猫舌が師匠から教えてもらった事、簡単なようで凄く難しいなと思ったのですが、侍に限らず、誰にとっても生きて行く上で大切な事なんじゃないでしょうか。
クリア後、深く考えさせられる作品だったと思います。
切ないラストではありますが、RPGとしては非常に難易度は易しめに設定されていて、誰でもプレイし易いと思いますので、是非とも多くの方に遊んで頂けたらと思いますね。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3137]
  • ちっちゃくなって、さあ大変

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2015年 3月 1日(日)04時36分28秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/1633

水野様の制作された、ファンタジーRPG、“(修正版)タオルケットをもう一度3”の感想を書かせて頂きますね。
ネタバレを含みますのでご注意を。

【気になった点】
・敢えて言うのであれば、BGMに違和感を感じなくもない箇所が幾つか見受けられた所か。わざとやっている、もしくは特に気にしていないようにも思えたが。
・ちょっとした誤字脱字。
・シリーズを知っているプレイヤーは問題ないが、エログロ多めの作風なので、初めてプレイする方は一応注意(推奨年齢全年齢となっている為)。

【良かった点】
・非常に可愛らしくて魅力的なキャラクター達が多数登場し、シリアスで深い壮大な物語を繰り広げるそのギャップ。
・BGM等を除けば、ほぼ全てがオリジナルの素材で構成されている。
・戦闘の難易度がかなり低めで、雑魚敵もシンボルエンカウントなので、好きな時にだけ戦えば良い所。全くストレスが溜まらない。

本作の最大の魅力は、オリジナルの可愛らしいキャラクター達が作り上げている独特の世界観であり、マスコットのような登場人物達がシリアスなストーリーを繰り広げている所でしょう。
ほのぼのとした見た目のキャラからはとても想像出来ませんが、本作はエログロ、特にグロが多く、初プレイの方には注意して欲しいとは思いますが、逆にそれが作品の良さを引き立たせている所はあると思います。
深い設定が多くて、続きが気になり、のめり込んでしまう面白さがありますね。
最初はひょんな事から始まった小さな冒険が、やがて宇宙を駆け抜けて別の星まで行ったり、電気になって電脳世界を旅する程の大冒険になるってのが、もう壮大だとしか言えないですよね。

主人公は男女から選択する事が出来、私は最初女の子を選んだのですが、妹のキミルやぷっちとのやり取りや、ヒロイン格のコンチェルとの関係等で、ちょっとした百合要素を味わえて、自然と顔がにやけてしまうようなシーンを幾つも見る事が出来て、嬉しい限りでした(笑)。
ポンのお婿さんの変態加減にはドン引きしつつも、あそこまでコンチェルの事しか頭にないと、何だか応援してあげたくもなってしまいます(爆)。
敵味方問わず、兎に角、可愛いキャラ、面白可笑しいキャラが多くて、時にはグロで辛い描写もありますが、心が癒される感の方が圧倒的に強いんですよね。
ポンも可愛いし、野菜もアリもネズミもロボットも、勿論仲間になってくれるヒロイン達も凄く可愛いので、誰が一番ってのは決められないかなぁ……。

心の中の部屋を時々覗くのも楽しいですし、助っ人も沢山用意されていて嬉しいですけど、特技のポイントは99でカンストしてしまうので、気付いた時には適度に特技と交換する事を心掛けると良いと思います。
難易度は非常に易しめで、意地悪なマップもなくて、迷う事なく進めるので、RPG初心者も安心ですね。
著作権切れのBGMが多く使用されていますが、思わず口ずさんでしまうような知っている名曲も多くて、何気にそれを聞くのも楽しかったりしました。
エンディング前のキャラ達が一つの部屋の中に集まっているシーンも圧巻で、これだけ沢山の魅力的な登場人物達がいて初めて、この一つの素晴らしい作品が出来上がっているのだと感じられましたね。

心から感動出来て、終わり方もとても気持ちが良かったので、是非とも未プレイの方はやってみて下さい。
期待し過ぎは禁物ですが、程良い百合要素も見れるので、個人的には女の子主人公でのプレイをお勧め致しますね(笑)。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3136]
  • 貴女への愛は、許されざる罪……

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年12月13日(土)19時29分24秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/8066

Lapree様の制作された、学園ダーク百合ADV、“シトリンの欠片”の感想を書かせて頂きますね。

【気になった点】
・ほぼなかったと云って良い物の、短い物語であるだけに、若干の誤字だけが目立った。

【良かった点】
・非常に暗い物語ではある物の、序盤は見ているだけで微笑ましく思える、主人公とヒロインの明るく楽しいやり取りが見られる。
・メインの百合のみに限らず、一方通行の想いが多々描かれており、様々な愛の形を感じる事が出来た。非常に暗くて重いテーマを取り扱っている作品である。
・キャラの立絵もイベントCGも可愛らしく、その場限りの出演のキャラ数名にも、グラフィックが用意されていた所等にも作り込みを感じられた。ワンシーンのみの出演キャラは、寧ろ勿体なく思ってしまう程に。

本作は他人との関わりを拒絶して生きて来た主人公“紗良”から、自分の殻を突き破り、友達になってくれたヒロイン、“珠樹”に対しての、複雑な想いが描かれている物語。
序盤こそ紗良と珠樹、または友達を含めての明るく楽しいやり取りを見る事が出来ますが、“千秋”と云う男子生徒の登場から、一気にストーリーは暗くなって行き、プレイ開始直後辺りからある程度の想像は出来ておりましたが、最後は衝撃的な結末が待っていました。
紗良と珠樹が二人だけでいるシーンは、昼間ではなく夕方ばかりであり、夕焼け色に染まった背景と、BGMの効果も相まって、何処となく切なさを感じられる物となっておりました。
紗良はまどマギのほむらちゃんのように、珠樹の事がどうしようもない位に好きなのに、珠樹は紗良の事を大切な友達だとしか思ってなく、紗良の気持ちになってみると、こちらまで辛く苦しく感じて来ました。
紗良からの珠樹への想いは勿論の事、それ以外にも決して報われる事のない恋愛が描かれており、非常に暗くて重いテーマを取り扱っている作品であると云う印象です。

プレイしていて疑問に思った点があり、それは千秋と珠樹は幼馴染であると云う設定ですが、余りに千秋が珠樹に対して冷たい気がしたのですが、それには何か理由があるのでしょうかね。
幾ら特定の誰かにしか興味がないとは云え、それ以外の人間には何の興味もないと云い放ち、心に傷を与える事すらしたくないと云うからには、過去に何かあったのかも知れないと勘ぐってしまいます。
珠樹は全く千秋の事を嫌っているようには思えなかったので、もしかしたら千秋が珠樹の事を毛嫌いする出来事があったのかも知れませんね。
しかし、紗良が珠樹に勉強を教えてあげるシーンや、デート(?)の約束をしたりする所等を見ていて、仮に何か大きな問題にぶち当たったとしても、このままの雰囲気でハッピーエンドになって欲しかったなと云う気持ちはありました。
紗良にとっては珠樹が全てだったのですから、彼女に振り向きもしない千秋を妬み憎む気持ちも分かりますし、ラストの行動に出た理由も理解出来ない訳ではありませんが、別に紗良は珠樹を含めて誰にも危害を加える事はなかった訳で、もしもあの時、珠樹が怖がらずに彼女を受け入れてあげられたのならば、また違った結末が待っていたのかもなと思うと、胸が張り裂けそうな気持ちになりますね。

紗良にとって千秋は憎悪の対象であると同時に、限りなく自分に近い存在だったのかも知れません。
それ故、千秋の言葉に紗良は吹っ切れて、あのようなラストになってしまったのでしょうが、原因を作った張本人である千秋の方は一体どうなったのかも気になりますね。
エンディング後の珠樹の感情も気になる所で、彼女の頭の中は今、一体誰の色で染まっているのでしょうかね。
何と云っても報われない物語だったので、ハッピーエンドを見れるルート、あとがき(これはホムペで見る事が出来ましたが)等もあれば、私的には更に嬉しかったですかね。
ここ数年は百合ゲーレビューばかりやってますが、やっぱり百合ゲーは良い……、バッドエンドでも感動しましたっ!

現実世界では絶対にあって欲しくはないですが、相手の心を奪い、自分の色だけで染めてしまう為には、ここまでするのが愛なのでしょうかね。
何れにしても、百合はハッピーエンドであっても、バッドエンドであっても、美しい愛の形でなければなりません。
プレイ時間は短く、鬱展開やグロ描写が極端に苦手と云う方でない限りは大丈夫だと思いますので、是非とも百合好き、バッドエンド好きの方は、プレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3135]
  • 恋のキューピットはいもむー?

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年10月 6日(月)20時59分1秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7639

TEA PA.様の制作された、ほのぼの学園百合ADV、“しのつくプリン”の感想を書かせて頂きますね。

【気になった点】
・ミニゲームまでプレイしたが、特にこれと云った物はなかった。

【良かった点】
・1回目は陽向サイド、2回目は志乃サイドで、異なった視点で物語を楽しむ事が出来る。
・志乃と仲良くなる為に、嘘まで吐いて、必死にアプローチを掛ける陽向の可愛らしさ。また、それを分かっていて、合わせてくれている志乃の優しさ。
・色んな単語が出て来る事で、地味に雑学に強くなれそうな雰囲気がある。

席替えで隣同士になった陽向と志乃が、徐々に仲良くなって行く過程を描いた、学園を舞台とした、ほのぼのとした友情物語です。
明るく元気な陽向が、穏やかで優しい志乃に積極的に話し掛けて、二人は友人になって行きます。
それ程百合度は高くなく、正反対の性格の女の子同士が仲良く会話するのを楽しむお話ですが、終盤とミニゲーム中の会話に関しては、百合風味を感じる事が出来ました。
陽向と志乃のお互いを思う気持ちは、明らかに違うようで、でももしかしたら、やっぱり同じなのかも知れません。

恐らく、何気ない会話ややり取りが、この作品の魅力なんでしょうね。
見ているだけで癒されて、可愛らしくてニヤニヤして来ちゃいます(笑)。
無知な陽向と博識な志乃の、噛み合っていないようで、噛み合っている感じがとても良いと思います。
まあ、もっともっと百合度が高ければ、私としては更に嬉しい限りでしたが……。

この二人が一緒にお菓子作りをしたり、どっかにデートに出掛けたり、そんな番外編が出たら良いなと思ったり。
陽向が志乃とゴールイン出来る日を、そっと祈って眠りたいと思います(笑)。
百合、学園物と云ったキーワードに惹かれる方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3134]
  • 不器用な優しさがそこに

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 9月 7日(日)00時31分29秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7402

夢幻飛翔様の制作された、伝奇百合ノベルADV、“永久の白百合~双生の愛心~”の感想を書かせて頂きますね。

【気になった点】
・シリーズ作品全般に言える事だが、時々誤字脱字だと思われる物が見受けられる。意外と目に付き、物語や設定がしっかりしているだけに惜しさを感じる。

【良かった点】
・ストーリーがとても感動的で良い。永久の白百合シリーズは毎回様々なテーマに挑戦していて、作品毎に違った味を楽しめるのが魅力的だと思われる。
・ボリューム的に長過ぎず、短過ぎずの程良いバランス。何時もこの塩梅は絶妙だと思わざるを得ない。
・イベントCGや立絵が豊富で高クオリティ。各キャラが時々赤面する姿は可愛らしくてグッド。
・前作からのゲストキャラクター達の素晴らしい活躍振り。永久の白百合シリーズの暗黙のお約束と言っても良い。互いの家族の仲の良さを見せ付け合うシーンはちょっぴりニヤニヤ。

今回はシリーズ5作目と云う事で、シリーズ2作目のアフターストーリーに当たる物語なのですが、何と4作目に引き続き、主人公とヒロインの間に子供が生まれます(女性同士なのに!?)。
まあ、その理由はプレイしてからのお楽しみとさせて頂きたいのですが(笑)、4作目では生まれて来る子供が1人だったのに対し、今回は双子の娘だったりします。
ここ来て、単に愛し合う二人だけの恋愛を描くのではなく、子供が生まれての家族としての在り方等、そう云った新しい百合の世界を開拓しようとしている所が、作者様のフロンティアスピリッツを感じられますよね。
制作スピードも速いと思いますし。

正直に言ってしまうと、私は百合は愛する二人の関係だけと云う勝手なイメージを抱いてしまっていたので、例えばライバルキャラとの三角関係等であれば未だ理解出来た物の、4作目で愛する二人の女性の間に子供が生まれると云う事に、最初はかなり抵抗があって、中々受け入れられない部分もあったんですよね。
増してや、その娘すら百合の関係に介入して来ると云うのであれば、それはもう尚の事。
ですが、最終的に主人公もヒロインも覚悟を決めて、物事は奇麗に結末を迎えました。
今回は双子と云う事で、また作中で色々な意味で衝撃を受けまくりましたが、子育ての難しさから始まり、相手の事を知ろうとする大切さ、愛している事を相手に伝える為の手段等、今一度、この難解で深い課題について、自分なりにも思う存分に考察させて頂きました。

印象に残ったシーンですが、個人的には双子の幼いなりの狂気が怖くて怖くて、ホラー映画を見ているような気分にさえなりました。
基本的にはシリアスなストーリーではある物の、家族皆で遊園地に遊びに行く等、今回も日常的なほのぼのとした場面もあるのですが、些細な事でも双子が暴走する危険性があるので、もうヒヤヒヤしながら見ていました(笑)。
今まではアリウムや刻音等、ボスキャラに相応しい人物が敵だったのに対し、今回は家族として幸せになる為に、周囲の力を借りながらも、強大な力を持った娘達と両親がぶつかり合うと云う趣旨になっていて、何と云うか新鮮で面白かったですね。
キャラとしては、ちょっとだけソリティに雰囲気が近い、ツンデレな征奈お姉様が不器用で可愛らしくて、最高に魅力的な人物だったと思います。
そんな訳で、夫婦、双子、家族以外にも、導奈と征奈の姉妹百合も楽しむ事が出来て、云うまでもなく今回も百合豚発狂と云っても良い、最高クラスの百合度になっておりますブヒィ(笑)。

地味に導奈の心の声のツッコミとか、暴走加減なんかも笑えて良かったです。
知世導奈や4人家族百合も良いですが、不倫扱いにされる悠導奈、征奈導奈の百合エピソードも、もっと見てみたい所ですね。
何れにしても、愛を育む為には様々な困難を乗り越えて行く必要があり、時には誰かに助けてもらいながらも先へと進みますが、障害は決してなくなる事はないので、何度だって立ち向かって行く……それを、永久の白百合シリーズは教えてくれます。
これはきっと、百合だけに限定される物ではなく、男女間の恋愛等でも同じなのではないでしょうか。

百合、家族、姉妹、異能力バトルと云ったキーワードに惹かれる方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。
特に百合好きにはお勧めの一作です。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3133]
  • 白雪姫が待つのは王子ではなく……

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 9月 6日(土)10時40分33秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7378

仮想アンリアル様の制作された、シリアス学園百合ADV、“しらゆきひめ”の感想を書かせて頂きますね。

【気になった点】
・見方によっては良い点だとも言えるが、プレイヤーに謎や疑問を残させたままのエンディング。各自考察も悪くはないが、個人的には明確な解答が欲しかった。ラストにプレイヤーへのヒントは有。
・BGMの使用が少なめであり、無音状態の場面が多かったので、個人的にはもう少しBGMの使用機会を増やしても良いのではと思った。

【良かった点】
・可愛いグラフィックに反して、途轍もなく重くて暗くて痛々しいストーリー。所謂ダーク系。見ていて気持ちが鬱気味になって行くのは、物語にのめり込まされてしまった証拠。
・冒頭に自分の名前を入力して、その名前の代わりに主人公の女の子になって、最後に名前を返してもらうシステム。男性であっても、沙也香の気持ちになって物語を楽しむ事が出来た。
・物語の節目の自動セーブ機能。セーブを行う手間が省ける。ロードを行う時には、見たいシーンから始める事が出来る。

選択肢はなく、一本道で、最後まで読み続けるノベルゲーです。
イベントCGの一枚絵はありませんが、沙也香とヒロインの凛子の立絵は可愛らしく、雪国の学校を舞台にした世界設定も良いと思います。
非常にシリアス度が高いストーリーではありますが、沙也香と凛子の普段のやり取りはほのぼのとしていて、見ていて温かい気持ちになる事が出来ました。
ちょっとした行為に及んでしまう所もあり、百合度もシリアス方面では割と高めで、百合豚としては十分に満足出来る物となっておりました(笑)。

短めのお話で、もう少し二人のやり取りを見ていたかったなと云う気持ちと、秘められたまま終わってしまった謎が気になりましたが、似た者同士の二人だけのクリスマスパーティーのシーン等、ダークながらも非常に感動的な良いエピソードを見る事が出来ました。
何時か白雪姫は目を覚ます時が来るのでしょうか。
続きが気になる所です。
百合、シリアス、鬱展開と云ったキーワードに惹かれる方は、是非とも遊んでみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3132]
  • 迫力のあるアニメーション

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 8月31日(日)15時40分52秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7374

荒神ダイス様の制作された、SF百合ADV、“次元旅紅紀・体験版”の感想を書かせて頂きますね。

【気になった点】
・専門的な用語が多めなので、用語辞典等のシステムがあれば良かったかも知れない。
・BGMが直ぐに別の物に変わってしまう所が数ヶ所見受けられたので、もう少し長く聞ける工夫をして頂きたかったと云う気持ちはある。
・体験版なので仕方がないが、物語が短めで、ストーリーの続きや百合要素が気になったまま終わってしまった。

【良かった点】
・序盤のアニメーションのクオリティが高く、まるで映画を見ているような気分になった。
・近未来的な世界観を舞台としていて、新しい惑星でアヤメがアデラと出会った辺りから、一気に面白くなりそうな雰囲気を感じた。
・残念ながらバトルシーンは少なめだったが、様々な種族や能力等の概念がありそうなので、本編のバトルシーンには期待出来そうだった。

冒頭からロケットやロボットが出て来る等、近未来的な世界観が魅力のADVであると言え、SF好きには堪らない物語になっているかと思われます。
科学が発達している世界だけではなく、アヤメ達は色々な世界を旅する事が出来るようなので、惑星毎に趣が異なり、特有の出来事が起こる形になるのでしょう。
体験版とは言え、登場するキャラの数は非常に多く、本編では彼等がどのような活躍を見せてくれるのかが楽しみな所です。
余り多くは見れませんでしたが、アヤメとディーネは普通に百合の関係なようなので、もっと絡みを見たい所ではありました。

百合作品にしては珍しく、サンダイスと云った男性キャラも重要なポジションにいるようですが、百合百合する展開よりも寧ろ、ストーリーや世界観を重視した作りになっている模様。
スターオーシャンシリーズのように、数種類の惑星で冒険が繰り広げられるのだと思うと、胸がワクワクする次第です。
本編ではロボットもバトルで大活躍する予感もしますね。
SF、ロボット、百合等と云ったキーワードに惹かれる方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3131]
  • 少女の成長の軌跡を描いた物語

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 8月30日(土)22時29分45秒
  • 返信
 
http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ140321.html

【良かった点】
・水族館とホラーを結び付ける発想。海の生物の美しさと恐怖を感じられ、正に夏にピッタリの作品と言えよう。
・水族館をイメージさせる、涼しげなメニュー画面とフロア解説。何気なく記事を読んでしまい、メニュー画面を開くのが楽しくなる。
・キャラが個性あって魅力的。まゆと姫乃の友情も、ただ単に綺麗なだけではなく、お互いに人間らしい感情で擦れ違う所等も良かった。
・美麗なCGの数々。シェアウェアゲームの醍醐味であろう。立絵もピョコピョコ動いてくれる。
・選択肢及びエンディングの数が多い。エンディングリストを埋める為に、セーブ&ロードを繰り返したりする事で、数周プレイを楽しめた。

最初は臆病で頼りなかったまゆが、数々の困難を潜り抜け、終盤は勇気のある行動に出られるようになった事等から、この物語は彼女の成長の軌跡だなと思えました。
大事な親友の存在を再認識したり、ずっと逃げ続けて来た過去と決別したり……。
凄く感動的な良いストーリーだったと思います。
擦れ違いもありますが、内向的なまゆと積極的な姫乃の微百合風なやり取りは、見ていて癒されますね。

また何時か、このサークル様の百合ゲーをプレイしたい物ですね。
百合、水族館、ホラーが好きな方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

  • [3130]
  • 薔薇の花に導かれる真実

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 8月 9日(土)23時16分38秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7210

阿木 日香里様の制作された、百合脱出ADV、“雨鈴鈴曲”の感想を書かせて頂きますね。

本作は友人である鈴奈を探す為に、同じく友人の鈴と一緒に、来ては行けないと言われている場所にやって来た、雨音と云う少女の姿を描いた物語です。
前作“琴瑟相和”も百合度が高めの脱出ADVで、非常に楽しませて頂いたので、新作である本作のプレイを楽しみに待ち望んでおりました。
それでは、簡単に気になった点、良かった点を、下記に纏めさせて頂きます。

【気になった点】
・決められた道を進んで行かないと、即ゲームオーバーになるイベントが2つ程あって辛い。何度もロードし直してメモを取って行くのは地味にストレスなので、出来ればゲームオーバーせずとも、何らかの方法でクリアへのヒントが得られると嬉しい。
・逃げ要素自体は問題がないが、難易度はそれなりに高い部類に入る。直前セーブの配慮はされている物の、とあるルート終盤のイベントが運も絡んでかなりキツい上に、直前セーブが出来ず、しくじると若干長いイベントを見直さなければならなくなる。

【良かった点】
・何と言ってもガチで濃い百合要素(笑)。前作以上の百合度合で、百合豚が喜ぶポイントをしっかり押さえており、ギャグ的のみならず、シリアス的にも百合要素が一際光っていた。
・ストーリーラインが良く、物語がとても面白い。脱出ADVではあるが、ノベルゲーだと言っても良いかも知れない。プレイヤーが心から感動出来るシーンが多数見受けられた。
・どのキャラも個性的で魅力を感じられる。主人公の雨音が穏やかな天然タイプ、彼女を奪い合う鈴と鈴奈は明るく積極的と云った感じで、彼女等の会話のやり取りを見ているだけで楽しい。
・追い掛け側のホコグラがグロテスク。しかも自棄に素早いから、プレイヤーを必死に逃げようと云う気持ちにさせてくれる(笑)。
・単純にクリアしたいだけであれば、フラグを立てて行く事は非常に簡単。特定のルートに入りたければ、程良い努力が必要になる所も、ゲームバランス的に良い。

置かれている状況が状況なだけに、やはりストーリーはシリアス寄りではあるのですが、そんな中でもニヤニヤさせてくれる百合会話の存在が、モチベーションを維持し続ける効果を発揮してくれておりました。
何となく雨音と鈴の関係が、Girls Carnival!のカルアとミモレのような雰囲気で、個人的には一押しではあるのですが、トゥルーエンドはまた別のカップリングになってしまうので、ちょっぴり悲しく切ない気持ちになってしまったり……。
また、今回は女性同士の恋愛だけでなく、男女間の恋愛も軽く作中で描かれており、それも百合を感動的に見せてくれる為のポイントだったと言えるかも知れません。
ルートは5種類、1回当たりのプレイ時間も30分程度で短めだと思いますが、全て見ようとすると、程良い時間と根気が必要になるかと思います。

百合ファンとしては、完成度も非常に高いノベル寄りの百合脱出ADVとなっていて、文句の付けようがない良質な作品だったと言えるでしょう。
どのルートも味があって、ラストはそれぞれ異なりますが、何れも心から感動する事が出来て、本当に大満足。
作者様の物語作成の高いセンスを感じられ、ノベルゲーの製作も期待してしまいたくなります(笑)。
百合が好きな人には是非とも遊んで頂きたいですし、脱出ゲー好きな人にもプレイして頂き、自らの持つ百合魂に目覚めて頂きたい、そんな風に思える作品でありました。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3129]
  • 何故このタイトル?

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 8月 9日(土)18時00分12秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7145

きーてっく様の制作された、学園ギャグ百合ADV、“君と僕の…”の感想を書かせて頂きますね。

本作は白百合学園に通う歩美が、転校生のマユと織り成す一日を描いた物語。
歩美は変な単語を語尾に付けるのが特徴的な少女で、マユは若干ツンデレ、暴走気味の少女と云った所でしょうか。
簡単に気になった点と良かった点を挙げて行きたいと思います。

【気になった点】
・ボイスが棒読みな所がある。特に序盤の歩美。狙ってやっているのかも知れないが。
・ちょいとギャグが笑えない。ゲーム紹介文には面白いと記載があるが。
・展開が早過ぎて付いて行けない。物語も短過ぎる。最後はブツ切り。
・百合は単にネタであって、感動的なシーンは皆無。

【良かった点】
・ほぼフルボイス。声優の演技は別として、声質は悪くないと思う。先生の喋り方は面白かった。
・絵がデフォルメ風で可愛らしい。ほのぼのする絵柄。癒される。

選択肢は一箇所だけで、二種類のEDを両方見ても、10分掛かるか掛からないかと云う位に短いです。
色々と可能性は秘めているように思えるのですが、何分物語が短過ぎるので、何をやりたいのかが分からないまま終わってしまった感があります。
展開が余りに早過ぎて、直ぐに終わってしまう所が残念でしたが、ボリュームを上げれば改善の余地は見られると思います。
折角百合作品と云う事で公開しているのですから、もっと歩美とマユの関係が深まるイベントを盛り込んで、最後はギャグを入れながらも、感動的に終わらせるようにしたら宜しいのではないでしょうか。

ちょっぴり変わったネタ風味の百合ADVを遊んでみたいプレイヤーの方は、是非とも遊んでみてはいかがでしょうか。
次回作があるのであれば、期待して待っていたいと思います。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3128]
  • 嘘の自分も本当の自分

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 7月 6日(日)17時30分42秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2200

ウミユリクラゲ(代表:丹酌)様の制作された、少女論考察ADV、“だれかのかがみ”の感想を書かせて頂きますね。

本作は地味で内気な恵音が、明るく豪快な性格の棗と云う女性の家に住む事になると云う物語。
主要な登場人物はこの二人だけであり、最初は何処か壁に阻まれている物の、少しずつお互いに打ち解けて行く過程が描かれます。
同作者様の“だれかのよどみ”のように、非常に難解なストーリーとなっておりますが、独特の少女論について作中で深く語られており、全て読み終わった後に、プレイヤーの心に様々な思いを残すような作りになっているように思います。
何処となくヨーロッパ風の世界観が漂う雰囲気で、舞台となる棗の家は、上品であるような、しかし、不気味であるような、まるで隔離された空間であるような魅力的な場所のように思えました。

複雑な物語である上、最後はあっさりと終わってしまうので、少し歯切れが悪く感じられる所がありましたが、敢えてプレイヤーに色々と想像の余地を残しているようにも思えました。
恵音が棗に引き取られた理由であったり、棗が何故この家に住む事になったのか等、それに限りなく近付いているシーンがあるにも関わらず、実はそれ等が明確に言及される事はないと云う、何ともプレイヤー泣かせなトラップが用意されているんですよね。
上記はほんの一例でしかないのですが、ここまで来たら、折角なんだから全てを明かして欲しいと思う方も多いかも知れませんね。
本作でもかなり重要だと思われる、得体の知れない不気味な金切り声の真実こそ、プレイヤーが一番気になる謎だと思うんですが、丁度良い所で終わらせると云う事は、作者様が是非ともプレイヤーに考えて欲しい所だったんだと思う訳です。
私の中でもおぼろげには答えが出ているのですが、それが作者様の意図している物ではないかも知れませんし、勿論受け取る側によって、無数の答えと云う物はあるのでしょうから、クリアした方同士で各自の認識を話し合うのも面白そうだと思いますね。

お風呂後のあのやり取りから、もしかしたらと思ってはいたのですが、棗に変身させられた恵音が自分の姿を見た時のシーンは、かなり衝撃的でしたね。
棗はあの時、恵音から言われた事に対して、軽い憎しみや嫉妬の感情を持ってしまったのか、それとも、単純に恵音を自分の娘のように思ったのか、もしくは過去の自分と重ねてしまったのか、何れにしても、髪まで切ってしまい、予想とは遥かに掛け離れた自分の姿を見て、恵音としては裏切られた気持ちが強かったのではないかなと思いました。
最初、幾ら何でもこれは酷いよなと思いましたからね。
まあ、恵音は恵音でこの時の細やかな復讐の意味も兼ねていたのか、後で飛んでもない事をする訳なのですがね(笑)。
何だか第三者が見ては行けない禁忌のような物であって、見ているこっちも恥ずかしくなってしまうようなシーンでありました。

歳の差百合……と云う訳ではないのですが、まるで姉妹のような、母娘のような、でも、それとはまた違うような、一筋縄では行かない関係や絆を見る事が出来たような気がします。
私は男性ではありますが、一言で言い表す事が難しい少女論について考察出来、また一つ理解を深められたように思います。
クリア後にタイトルを見ると、また本当に良くストーリーに則した言葉だなと思えますよね。
難解な物語が好きな人、女性同士の紡ぐ物語が見たい人、少女論について考察したい人等には、是非とも遊んで頂きたいと思えた作品でした。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3127]
  • ずっと一緒にいたい

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 7月 5日(土)22時05分50秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7065

阿木 日香里様の制作された、百合脱出ADV、“琴瑟相和”の感想を書かせて頂きますね。

本作は双子の妹、瑟を探しに来た姉、琴が見知らぬ家から脱出すると云う物語。
物語の目的は勿論、瑟と再会し、2人でこの家から出る事です。
琴は軽い記憶喪失状態になっているようで、瑟を追って来た事以外、この家に来た理由も分かりません。
何もかもが謎の家を探索し、この人気のない家で起こった出来事を知り、瑟との記憶を取り戻しましょう。
若干グロテスクな描写や、性的な描写等も含まれておりますので、推奨年齢通りの作品となっていると言えますでしょうか。

探索ゲーですので、様々な部屋へ足を運んで、アイテムを探したり、フラグを立てながら進んで行く訳ですが、攻略難易度は比較的易しめであり、謎に行き詰って進めなくなって断念すると云った事はないかと思われます。
但し、エンディングの数が5種類と多めであり、序盤の方の、とある人物と同行する形になるか否かのイベントの時点で既にルートが分岐し始めますので、何度か最初からプレイをし直したり、ロードに頼る必要はありますね。
気になった点としましては、様々な場所を探索しなければならないのに対して、キャラの歩行速度がとてもゆっくりペースなので、せっかちな人にとっては若干ストレスが溜まりそうな所ですかね。
後は地下の部屋で、とある人物に話し掛けた時に、イベントキャラグラが何故かオッサンの姿に変化してしまう所とか。
逆に言えば、バグと言う程のバグは全くなかったので、テストプレー等もしっかりされていたのだろうなと推測出来ます。

家の住人が残している日記を読み、この家で一体何が起こったのか、それを少しずつ解き明かして行くのも面白いのですが、この作品、実に真面目で純粋な百合が描かれているんですよね。
過激な百合描写自体はない物の、2組の百合カップリングを見る事が出来、どちらも本当にキャラ同士の深い想いが伝わって来て、とっても感動出来るストーリーになってまして。
比翼の取った行動は決して許される物ではありませんが、彼女と連理の過去は同情する程に悲惨な物であり、それでも時を超えて尚、お互いの気持ちが通じ合っていて、本当に泣けて来そうになりました。
この物語はこの2人がいなければ始まらなかったのでしょうし、実際に全てのエンディングに絡んで来る事もあり、琴瑟カップリング以上に、全編を通してこの比翼連理カップリングが中心となっていたイメージがあります。
とは言え、琴瑟も琴瑟でとても良いカップリングで、END5のラストの方で琴が瑟に言ってくれた台詞も強く心に残りまして、確かに人を好きになる気持ちってのは、本当に素晴らしい物なんだなと納得させられてしまいましたね。

琴瑟のキャラグラが同じ事もあり、どちらがどの台詞を喋っているのか分かり辛かった所もありましたが、感動的なストーリーが待っていますので、是非ともプレイヤーの方にはEND5を見てもらいたいですね。
私はEND5が最後になってしまったのですが、END5を見た後に他のエンディングを見ると、また違った感動を味わう事が出来そうな気がしました。
END5のヒントは急ぎ過ぎない事と、光……ですかね。
脱出ゲームにしてはストーリー性が非常に強く、謎解きよりも物語がメインである印象を受けました。
百合好き、脱出ゲー好きな方は、プレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3126]
  • 妖精と見上げた星空

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月26日(木)22時04分34秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/7019

Rainbowdimension様の制作された、学園百合ADV、“Stargazer-少女は星の夢を見る-”の感想を書かせて頂きますね。

本作は居場所を求める少女が、保健室の妖精と仲良くなると云う物語。
転校を繰り返し、友人を作る事を拒んでいたみくは、新しい学校の保健室で、ほしみと云う可愛らしい少女と出会い、二人はお互いの事を知って行き、少しずつ距離を縮めて行く……そんな、甘くて甘くて甘~~~い百合ゲーです(笑)。
学校の保健室と云う、一部の人間には聖域と呼べるであろう場所で、微妙に性格は違いますが、似た者同士の二人は親密な関係になって行くのです。
ゆるふわな雰囲気で進み、意外にも濃厚な百合スキンシップを楽しむ事が出来ますが、恐らく多くの人は序盤から予想出来るであろう話の展開で、終盤は一気にシリアスな物語へとシフトして行きます。
メインヒロインのほしみはクオリティの高いフルボイスとなっていて、貴方はみくになり切って、彼女の視点で、ほしみとの絆の物語を読み進めて行く事になります。

エンディングは全部で5種類用意されていますが、どのエンディングも見る事は簡単です。
ハッピーエンドと言えるであろうエンディングAも良かったと思いますが、心が通じ合っていた事が分かるエンディングBや、とても切ないエンディングD等も良かったと思っています(あっさり終了もありますが)。
選んだ選択肢によって、特別なCGを見る事が出来る場合もあるので、色々試してみると良いと思います。
余り見ないCatSystem2で作られているソフトだからか、他のノベルゲー等で出来る、文字の瞬間表示や速度の変更が出来ない点は、個人的にちょっとだけ気になってしまった所はあります。
CGや立ち絵が素晴らしいだけに、クリア後の特典等での鑑賞モードが用意されていないのも、ちょっと残念ではありますね。

保険医やクラスメイト等、ほしみ以外にも立ち絵が用意されている登場人物もいますが、何と言ってもメインはほしみ以外には考えられませんからね。
ほしみの事が好きになれれば、楽しい場面でも、悲しい場面でも、とても感動する事が出来ると思いますね。
あの大人なような、子供のような、保険医さんの活躍ももっと見たかった気はしましたが。
まあ、何にしても、最初の出会いからして、速攻で百合だと思いますが、非常に濃い百合描写が多数ありますので、百合豚の貴方だったら歓喜間違い無(笑)。
百合に興味がない人でも、思わずグッっと来てしまうような、感動的なシーンもありますので、是非ともプレイしてみて頂きたい物です。

続きが出そうな予感を醸し出してくれたエンディングもあったので、続編を楽しみに待ち続けたいと思います。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3125]
  • 食べ物の恨みはオソロシス

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月14日(土)13時17分43秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/4047

公主様の制作された、ファンタジーADV、“triple+R!”の感想を書かせて頂きますね。

本作は地味で怪力の持ち主である三奈が、二人の退魔師と共に、妖魔の徘徊する危険な廃墟から脱出すると云う物語。
“triple”のリメイク作品であり、雰囲気はほぼそのままに、ストーリー等は若干変更が加えられています。
制作ツールもLiveMakerから性能が高めのYU-RISに変わっており、演出方面も強化されているように思えました。
アスリーちゃんとガンマタリーナさんの立ち絵も綺麗になっていて、CGも美しい物になっておりますが、前回のグロテスクな雑魚妖魔の立ち絵がなくなってしまっていて、そこは個人的に少しだけ残念でした。
プレイヤーさんの想像力にお任せって事ですね。

大まかなストーリーは変わっていないのですが、未だ見た事のない三人のやり取りを見る事が出来たり、妖魔との戦いも気を抜く事の出来ない、緊張感の溢れる物になっていました。
前回は若干謎が残ったまま終わってしまった所も見受けられましたが、今回は妖魔が出現した経緯であったり、三奈が見た夢と過去の出来事に深く触れていたり、最初から最後までプレイする事で、全てが明らかになって解決する形になっていました。
まあ、ヌーコ様もヌーコ様でどうしようもないですが、命懸けの戦いに巻き込まれる割には、物事の発端は随分と呆れるような原因でありました(笑)。
ヌーコ様って言葉が出て来た時点で、直ぐに“Last cross”や“紡ぐ魂の鎖”のネタを思い出して、思わず吹き出しそうになりましたけどね。
全体的に妖魔は今回の方が圧倒的に怖かったのですが、上記のような背景もあり、シリアス度は前回の方が上かも知れないと思ってしまいますね。

今回はおまけ要素は非常に少なく、本編は三奈視点のみで、アスリー視点は用意されていないので、思った以上に直ぐに終わってしまいます。
ですが、所々ストーリーも変更や補完がされていて、ラストもリメイク前はちょっぴり切ないままの終わり方でしたが、今回は本当のハッピーエンドと云う感じでした。
三奈の主人公であるにも関わらずの地味さ、目立たなさや、アスリーちゃんの外見に反する腹黒さ、ガンマタリーナさんのネタキャラ度、親父臭さ等々、キャラはリメイク前と同等の活躍を見せてくれました。
個人的には折角女の子だけのパーティーなので、もっと百合百合度が欲しいかな……と(笑)。
後、リメイク前でも出て来た彼は、リメイク後でも哀れな扱いでした。

気になる方は、リメイク前もリメイク後の本作も両方プレイして、どのように変わったのかを楽しんでみるのも良いかと思います。
女の子同士の友情や、強敵との熱いバトルを楽しみたい方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3124]
  • 爬虫類も愛してね

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月11日(水)22時59分28秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/3285

公主様の制作された、神様会話ADV、“雨空の下で出会う”の感想を書かせて頂きますね。

本作は主人公の寡黙な少女が、大蛇の神様と出会い、雨が止むまでの短い間、彼と会話をすると云う物語。
“龍神宮島の神の花嫁”の世界観を踏襲していて、同作者様のゲームは暗くて重いお話が多いのですが、本作はとてもほのぼのとしていて、ちょっぴり切ない、そんな内容になっています。
初めて出会った者同士の少女と神様が、雨宿り中の一時に言葉を交わすと云う物語ですので、恋愛要素はそれ程濃くはなく、飽くまでも友人同士としての会話内容と云ったイメージでしょうか。
好感度も用意されていて、それによってエンディングも変わって来るのですが、難易度としては非常に易しめであると言え、好感度に絡まない選択肢は自由に選んで問題ない形になっています。
面白可笑しい選択肢も用意されていて、色々選んで神様のリアクションを楽しめるのがポイントです(笑)。

メインの登場人物は主人公以外に、大蛇の神様である修羅様と、主人公の友達の琴音ちゃんの二名になり、何とクオリティの高いボイス付きです。
修羅様は大蛇の姿と人間の姿を持っていて、200年の時を生きていますが、常に上から目線で偉そうな言葉使いをし、まるで精神年齢は子供みたいに幼い神様になります。
神主やその息子との絡みがあるからなのか、和風な雰囲気に反して、外来語やオタク用語等に妙に詳しい所があり、色々と変な知識を持っていて、主人公との会話では笑えるシーンが多々ありました。
琴音ちゃんは穏やかで優しい雰囲気の女の子ですが、ほぼ序盤の方しか出番がありませんでした。
実は龍神宮島の神の花嫁の主人公であり、同作をプレイ済であれば、本作で使われる一部のネタが分かって、得した気分になれるかも知れません。

個人的にはこの世界観には余りに場違いだった、オタク道まっしぐらの神主の息子が面白(キモ)過ぎて、修羅様の声優さんのコメントボイスで、修羅様と神主の息子の会話のやり取りをしてくれたシーンは笑えました。
絶対にこの神主の息子は何れ犯罪者になるだろ(笑)。
琴音ちゃんも凄く可愛かったし大満足です。
主人公と修羅様は本作の段階では友人同士になれたと云った感じですが、やがては琴音ちゃんや龍神様のようなバカップルになってしまうのでしょうかね。
尤も、修羅様は龍神様とは正反対の性格をしているので、良い夫になってくれるかどうかは分かりませんが(笑)。

所で、何故主人公は修羅様の姿を見る事が出来たのでしょうかね。
これも愛の力?
胸が自然と温かくなる、良いお話だったと思います。
ほのぼのとした世界を舞台に、美少年(見た目)の神様と会話を楽しむちょい乙女ゲー、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3123]
  • 追って来る愛花さんは青鬼並の恐怖

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月11日(水)20時33分0秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/3191

公主様の制作された、脱出乙女恋愛ADV、“永遠の言葉”の感想を書かせて頂きますね。

本作はトレンドの精霊術士ヴェローナと、彼に憧れている異質者の女性主人公が、バフォーラに閉じ込められてしまった屋敷から脱出しようとする物語。
攻略対象キャラは“永遠の牢獄”、“永遠の牢獄Ⅱ”でもお馴染のヴェローナとなっており、パドウァ等他の男性キャラは名前のみの登場となりますが、その分、ヴェローナと主人公の、恐怖極まる状況に追い込まれた中での温かいやり取りを見る事が出来、ヴェローナの様々な一面を見る事が出来ます。
ヴェローナって凄くカッコ良いですよね。
言葉使いは荒っぽいですが、本当は凄く優しくて、とても強くて、しかもイケメンで、そりゃあ女性にもモテる訳だわと思います(笑)。
男性としても憧れちゃいますよね。

今回は脱出ゲー要素がある為、探索した場所によって、攻略の鍵となるアイテムが得られるんですよね。
それ以外にヴェローナからの好感度も用意されており、二択の選択肢の組み合わせで得られるアイテムも好感度も変わって来て、上手く行けば素敵なエンディングを見る事が出来ると云う訳です。
条件が結構厳しいので、バッドエンド以外の二種類のエンディングを見るのであれば、一周目クリア以降に見られるヒントも活用した方が良いかも知れません。
逆に言えば、ヒントさえ見れば、誰でも簡単に全てのエンディングを見る事が出来ます。
グロテスクだったり、性的なシーンは多めで、バッドエンドはかなり悲惨な内容となっていますが、他のエンディングのルートでは凄く熱いバトルシーンを楽しめ、ラストも幸せ一杯な内容となっておりました。

忘れちゃ行けないのがバフォーラの愛花さんで、最初は紳士的(?)な雰囲気で近付いて来たのに、突然バフォーラとしての凄まじい残虐性や戦闘力を見せ付け、尚且つポエマー臭漂っていて、まるで演劇役者のような台詞が多い等、兎に角、何でもアリなキャラであり、悪役としては面白くて気に入りました。
多少なりとも人間に似ている部分があったので、もしかしたら元々は人間だったんじゃないかななんて想像もしていたのですが、バフォーラはバフォーラで人間とは異なる存在なのだと思わされるシーンも多々ありましたね。
きっと何かしら辛い事情を抱えていて、誰かの為にこんな事をしているのではないかとも想像していたのですが、結局は最初から最後まで全部自分自身の為であって、彼(彼女?)の行動の動機を知った時には呆れました。
コイツは同情する余地もない、どうしようもない悪なのだなと(笑)。
愛花さんに愛への興味を持たせた、人間に好意を抱いたバフォーラの存在が気になりますが、今後のシリーズで出て来てくれたら嬉しい所ですね。

今回は女性主人公の顔や姿も描かれていましたが、ヴェローナにお似合いな位に可愛い女の子で、鈍感なヴェローナが羨ましく思えちゃいました(笑)。
単純な恋愛感情ではなく、憧れの想いが特に強かったように思えましたね。
恐怖の屋敷の中で異性と愛を深める乙女ゲーです。
脱出ゲーが好きな人にもお勧めですので、是非ともプレイしてみて下さい。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3122]
  • 全てを狂わせた、たった一つの種

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月10日(火)00時38分58秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/6952

EIN-CHERE様の制作された、真実究明百合ADV、“過去への渇望”の感想を書かせて頂きますね。

本作は何時も一緒である程、仲良しであり、探究心の強い伽耶と音羽の二人の少女が、歴史から削除された真実を知る為に行動を起こすと云う物語。
未来の世界が舞台となっており、人間はグラと云う栄養価のある食品と、水を体内に取り入れる事で、日々を暮らしていると云う設定です。
私達の現代が遥か昔となっている世界で、グラの誕生によって日本が裕福な国家となっていたり、人口が増大している等、未来としての舞台設定が非常にしっかりと構築されているのですが、例えばテレポーターだとかタイムマシン等、そう云った良く有り勝ちな未来の装置等はなく、どちらかと言うと文明が今より多少進歩した日本と云うイメージなのでしょうか。
注目すべきポイントは、兎に角、このグラと云うアイテムであり、これによって世界中が大きく変わったと云う事ですね。

伽耶と音羽は女子高校生にしては好奇心が凄まじく旺盛であり、音羽がネットで見付けた女性向けの雑誌に関するエピソードが切欠となり、過去の時代の本を探す事になります。
登場人物は非常に少なく、メインのキャラもこの二人だけだからなのか、イベントCGではそれぞれの姿を見る事が出来るのですが、立ち絵がない事もあり、喋り方や性格にも際立った特徴がないので、どちらがどの台詞を発しているのか、若干分かり辛い所が見受けられました。
個人的には二人の立ち絵を挿入して、台詞を発している時に分かる演出をするか、喋るキャラの名前を文章中に盛り込む等をした方が、プレイヤーとしては理解し易かったような気もします。
二人がとても仲良しで、強い絆で結ばれている事は上手く表現されていましたので、それ程濃い百合描写はなかった物の、友情の延長線上辺りの百合を感じる事が出来ました。
ストーリーも非常に面白く、伽耶達の視点に立つ事で、少しずつ謎に近付いて行く知的興奮と、それに伴う恐怖心、不安感を感じる事が出来、最後までほぼノンストップで読み切る事が出来ました。

しかし、序盤の伽耶の独り語りを見ていれば予想は付きますが、終盤は精神的に参ってしまうような悲劇が待ち受けていて、ホラー映画も真っ青な程のグロテスクなシーン等があり、正直心を病みそうになってしまいました。
あのCGはトラウマな上、サウンドテストの特定のBGMでも警告なく背景に出て来ますし、本編でも文字による恐怖心を煽るような演出が多々されていて、本当にホラーゲーム扱いにした方が良いのではないかと思う程でした。
個人的には推奨年齢は15歳以上(高校生~)にしておいた方が無難な気が……。
後は百合に期待してプレイしているのに、BLネタが数回出て来たのが、ちょっと勘弁して欲しいかなって思ったりしました。
百合ゲーだったら、出来れば百合一本に絞ってもらいたいと云うのが、私の勝手な願いではあります。

今の時代、私達にとって当たり前のように存在している物であっても、もしかしたら未来の世界ではなくなってしまい、歴史からも抹消され、未知の物になってしまうと云う可能性もあるのでしょうね。
未来を舞台にし、過去の真実を究明すると云うストーリーは、時間を忘れさせる面白さがありました。
グラが誕生した事で全てが変わってしまったと云う事も怖いと思ったのですが、それ以上に人間の抑え切れない探究心と云う物も、本当に恐ろしい物なのだなと思いました。
世の中には知らない方が良い物も沢山あるとは良く言いますが、確かにその通りなのかも知れません。
伽耶達は何も間違ってなんてなく、全ては過去を隠蔽しようとした者達と、人間の中に眠る探究心の所為だったのかと、そんな風に思った次第です。

隠された真実を解き明かしたい方、ホラー要素が好きな方、悲劇的な結末を望む方等は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3121]
  • ピリオドは突然に

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 9日(月)21時15分25秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2746

公主様の制作された、ファンタジー乙女恋愛ADV、“Last cross”の感想を書かせて頂きますね。

本作はパートナーの男性ライと共に旅をして来た主人公が、偶然立ち寄ったレイエル王国にて、今まで知らなかった彼の過去を知る事になると云う物語。
“April foo”、“Halloween cross”と続いて来たお馴染のシリーズでしたが、名残惜しい事にここで一旦、彼等の旅は終わりになります。
サブキャラとして、明るく活発な神子シャン、落ち着いた雰囲気の天使キリ、穏やかですが怪力の持ち主の修道女サラ等が登場しますが、始めに言っておきますと、彼等を攻略する事は出来ません。
ちょっとばかり残念な気もしますけど、本作は主人公とライの旅に終止符が打たれる超重要な物語でありますので、寧ろライ一人に絞ってくれて良かったと個人的には思いますね。
ここで下手に他のキャラが深くまで介入してしまうと、感動が薄れてしまう事も懸念されますので(シャンは主人公に助言を与えてくれたり、凄く良いキャラだとは思いましたが)。

選択肢自体は割と多いのですが、攻略の難易度はかなり易しめになっており、全部で四種類のエンディングが用意されていますが、難なく全て見る事が出来るかと思います(今回は攻略のヒントもありません)。
残酷だったりグロテスクな描写はほぼないと言っても良いのですが、恋愛関係の意味で言えば、結構シリアス度は高めになっていますね。
それと、展開によってはちょっぴりエッチな性描写もあり、お子様には若干刺激が強いかも分かりません。
意外と過去作ネタが出て来る事もあるので、April foolとHalloween crossは最低限、プレイしておいた方が楽しめると思います。
ライがどんなキャラなのかは既にご存知の方も多いかも知れませんが、本作では彼のおらにゃん具合が沢山見れて、二人の関係も今までとは比べ物にならない位に進んでくれますよ(笑)。

多くのエンディングは感動出来ましたが、唯一バッドエンドだけはライの余りの素っ気無さにイライラさせられてしまいました。
3年間も一緒に旅をして来たのに、幾ら何でもあの態度はないだろっ!と個人的には思ってしまい、主人公が可哀想になってしまいました。
ですが、あのライが主人公に秘めていた想いを知る事が出来たグッドエンドとハッピーエンドは、流石に胸に来る物がありましたね。
もしも今後もこのシリーズが続くのだとしたら、ノーマルエンド後のお話になるのかも知れません。
一番それが続編としてはやり易そうな雰囲気ではありますよね。

本編ではシャン以外のサブキャラは若干存在感がなかったように思いましたが、コンプリート後のヌコ様のお話は、アレはアレで面白そうで、興味が湧いて来ましたね(笑)。
そして、一番最後に入手出来るあのCGは、まさかの予想外のあのお方……。
毒舌家だけど実はドSで、でも本当は優しい、そんな素敵な男性との恋愛を求めている方には、是非ともプレイして頂きたい乙女ゲーで御座います。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3120]
  • 殺したい程、君が好き

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 9日(月)13時28分16秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2536

公主様の制作された、ファンタジー乙女恋愛ADV、“魂の輪舞曲”の感想を書かせて頂きますね。

本作は御子と呼ばれるホムンクルスの主人公が、100年に一度の周期で起こる怪奇現象、赤い月が出る7日間を過ごす姿を描いた物語。
このゲームは“終末の詩を歌う預言者”の続編的扱いであり、同作品で主人公として活躍したフィリアが攻略対象キャラの一人となっています。
終末の詩を歌う預言者は只管に暗くて重苦しい終末世界が舞台であったのに対し、本作は完全に別世界の再生世界が舞台であり、全体的に明るい雰囲気の世界や登場人物達が描かれます。
終末の詩を歌う預言者が未プレイであっても、物語中で詳しく用語の解説が閲覧出来るシステムなので、特に支障はないと思いますが、一部同作を知っている方が楽しめるネタがあったり、同作との雰囲気の違いを感じられる事もある為、こちらの方も短いので遊んでおくと、より楽しむ事が出来るかと思います。

終末の詩を歌う預言者が救いも殆どない程の暗いストーリーであった事もあり、思っていた以上に本作が明るい物語であると感じられたと云うのが第一印象なのですが、各キャラの個別ルートに入り込むと、かなり強烈なグロテスク描写があったり、18禁に限りなく近い程の性描写があり、中々癖はある乙女ゲーではあります。
ただ、登場人物達が個性的で魅力がありますし、キャラ同士のやり取りは楽しいのですが、物語の根本は非常にシリアスで続きが気になるストーリーとなっていて、止め所を見付けられずに全員攻略してしまう面白さがありました。
同作者様の作品で考えると、以前公開されていた“紡ぐ魂の鎖”に近い雰囲気があり、久々に大当たりのファンタジー系の恋愛ADVに出会えたと云う感じです。
また、攻略対象キャラの殆どが人外であり、外見に反して実年齢も凄まじいのですが、そんなキャラが見せる笑顔や仕草等に、おっさんの私もドキドキしてしまう位でした(笑)。
主人公が無口で喋らないドラクエ主人公風の設定も面白く、彼女の性格を決定付ける貴重な選択肢の中に、突拍子もないクレイジーな内容もあったりして、それを選んでフィリアに病院を紹介しようかと提案される度に爆笑していました。

個人的にはヤンデレ好き、ドS男性好きの女性プレイヤーに、特にお勧めだと思うんですよね。
どの攻略対象キャラも、本当に優しくて素敵な男性だと思うのですが、赤い月の影響もあったりして、想像出来ない程に残酷な一面を持っていたり、抑える事も出来ない性欲に満ち溢れていたりと、色々とダークな姿を見る事が出来るんですよ。
そんな訳で、各キャラにはグッドエンドとバッドエンドの両方が用意されているのですが、グッドエンドは当然グッドエンドで良いと思うのですが、バッドエンドもバッドエンドで味があって好きなんですよね。
悲劇的な結末が好きな方でも、十分に楽しめると云う内容になっています。
私は使用兎達が余りにも可愛かったので、何にも解決してはいないのですが(笑)、グレン達と触れ合って終わるエンドも良いなって思います。

毎度の事ながら、攻略のヒントやその他のおまけも充実していて、コンプリート意欲も掻き立てられますね。
バトルシーンは今回は少なめで、百合要素も皆無なのですが、これは男性でも十分に楽しめる乙女ゲーだと思いましたし、攻略対象キャラの男性達のように、魅力的な良い男になりたいと思っちゃいましたね。
各キャラの主人公に対しての深い愛が伝わって来て、プレイ中も滅茶苦茶に感動してしまいました。
ファンタジー世界好き、人外スキー、年上スキー、ドS男性スキー、ギャップ萌え等々、これ等のキーワードに惹かれてしまう方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3119]
  • 魔法も呪いもあるんだよ

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 7日(土)20時35分44秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/6290

kokoro134様の制作された、大学生恋愛ADV、“無音期間ヲ抜けて”の感想を書かせて頂きますね。

本作は対人関係が苦手な女子大学生、深江と、阿呆と呼ばれている男子大学生、前原の、大学生活中のとある事件を描いた物語。
他に友達がいないながらも、深江と前原は本当に仲が良くて楽しそうで、最初は前原が次々にトラブルを起こしては、深江はそれにイライラしながらも内心面白がっているような、そんなお話が最後まで続くのだと思っていました。
ですが、深江と前原がどんな人間なのかは序盤でイメージ出来た物の、中盤から終盤に掛けては思わぬ展開になり、非常に悲しくて切ないお話になりました。
前原のような明るく元気な阿呆キャラは、何があってもあのような事にはならないパターンが多いのですけれどもね……。
彼が序盤で印象付けられたキャラまで捨てて、深江に想いを打ち明けたにも関わらず、彼女もどう対応して良いのかが分からなかったから……と云う所に悲劇を感じました。

プレイ直後に出て来た魔法使いと云うキーワードが、序盤、中盤、終盤で、全てに意味を持って来る所が、良く考えて作られているように思えましたね。
本編のタイトルの意味も、そう云う事だったのかと思いました。
ミヤコワスレが主役のサイドストーリーも、胸が温かくなる、とても良いお話だったと思いますが、個人的に少々残念だったのは、千里が主役のサイドストーリーで、最後に半ば強制的にある人物を消し去ってしまった所ですかね。
そこは相手が納得した上で、自分から消えて欲しかったですかね。
とは言え、それだけ想いが強かったのだと思うと、プレイヤーとしても気持ちが分かってしまい、辛い訳ですが。

人間と云うのは不思議な生き物で、例えどんなに辛い出来事があったとしても、永い時が流れれば、心の傷痕は徐々に塞がって行く物なんですよね。
そして、必ず立ち直る為の切欠となるべき物が見付かります。
この二つのサイドストーリーは、深江にとっての正にそれなのだと思います。
人は一人では生きて行けない……だから、誰かと共に生きたり、傍にいてもらったり、時には誰かに背中を押してもらう必要があるのですね。
非常に短い物語でしたが、キャラの設定がしっかり確立されていて、プレイ後に感動させられる良いお話だったと思います。

不器用な男女の切ない恋物語を読みたい方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3118]
  • 死後の世界にて何を望む

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 7日(土)18時30分19秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/5550

kokoro134様の制作された、ダンジョン探索RPG、“終園のゲヘナ”の感想を書かせて頂きますね。

本作は死後の世界の村で目覚めた女性が、仲間達と共に、迷宮の最深部を目指すと云う物語。
エステルと云う名前を名乗る事にした彼女は、3人までをパーティーに入れる事が出来、ダンジョンで敵と戦いながら、徐々に生前の記憶を思い出して進んで行く事になります。
前作“深き森の箱庭にて”はほぼ見るゲーでしたが、本作はよりRPGらしいRPGとなっております。
適度にレベルを上げながら探索して行けば、ボス敵ですらかなり弱いと思える程に易しい難易度となっており、RPG初心者にはお勧め出来る作品です。
シンボルエンカウントシステムで敵のスピードも速くないので、戦いたくない時は自由に避けて進む事が出来ますし、マップもそれ程複雑ではない上、エステルがダンジョンの外へと脱出するスキルも覚えてくれるので、ストレスも殆ど溜まりません。

ダンジョンを下って行くのがメインであるので、ストーリー性は若干薄めになってはいますが、ボス敵を倒した時にエステルが過去の記憶を思い出すイベントが発生するのですが、これが中々にシリアスであり、続きが気になる作りになっているんですよね(微グロ注意)。
RPGとしては短編の部類になるのですが、独自の世界設定がなされていて、特にダンジョンの途中で読める本の内容等は、非常に興味深い物となっており、前作のネタ等も含まれていて、面白いと思いました。
ただ、作者様の中では分かっている内容であっても、非常に難解な物語になっているので、プレイヤーには多少なりとも伝わり辛い物もあったかと思います。
まあ、その為にクリア後のおまけ部屋で、前作と同様に解説を行ってくれるのだと思うのですが。
HPにて小説も沢山公開されており、物語や世界設定等はしっかりと構築されているので、短いながらも、深みのあるストーリーを楽しむ事が出来ました。

多数のやり込み要素が用意されていて、二周目、三周目とプレイを続ける事で、少しずつコンプリートに近付けて行く感じも楽しいですね。
パーティーメンバーになってくれるキャラも、生前の設定が用意されていて、個性豊かなのも良いですよね。
前作と本作だけでも、独自の果てしない世界が広がっている事が分かりましたので、是非ともこの雰囲気を保ったままの長編RPGを出して頂きたいなと思いました。

初心者プレイヤーの方や、難解な物語に惹かれる方、やり込みプレイが好きなコレクター魂を持つ方等は、プレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3117]
  • 終焉の時を願い続けて

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 5日(木)23時23分48秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/5549

kokoro134様の制作された、異世界恋愛RPG、“深き森の箱庭にて”の感想を書かせて頂きますね。

本作は放浪の騎士であるニレソンが、深き森の中の庭園にいる少女マドカと出会い、彼女を外の世界に連れ出そうとする物語。
自動イベント⇒バトル⇒自動イベント⇒セーブ……と云う流れで進んで行く形になっており、プレイヤーはキャラを自由に動かす事は出来ず、基本的には物語を読み進めて行く、ノベルゲーに近い所謂見るゲーです。
バトルで負けてしまうと、前回のセーブ箇所からのやり直しとなり、再度長めのイベントを見なければならないので、若干辛い所はありますが、敵は多少無理しても勝てる難易度になっていて、相手に適した戦い方を見付ける事が出来れば、それ程苦労する事もないかと思います。
ストーリーが進む毎に特技も少しずつ増えて行きますので、色々と試してみると良いかと思われます。

物語は閉鎖的な箱庭が舞台となっていて、何処となく暗い雰囲気の世界観で、ニレソンとマドカが出会い、敵を退けながら、マドカの父親の元へと向かって行きます。
中二病的(褒め言葉です(笑))なキーワードや会話内容が多めで、謎が多くて深い世界設定がされておりますが、ニレソンとマドカの関係の変化が余りに急展開過ぎて、幾ら何でもこれは早過ぎだろと心の中でツッコミを入れておりました(笑)。
ニレソンの台詞には熱い物が多くて、ゲームを作りたくなる思い、キャラに是非とも言わせたい台詞があると云う気持ちが、何となくこちらにも伝わって来ましたね。
全ての謎が解き明かされる訳ではありませんし、エンディングもやはり曖昧で、これからどうなって行くのかが気になる所で終わってしまうのは残念なのですが、逆にプレイヤーに想像を委ねる作りになっていると云う意味では、良いのではないかと思います。

本編だけでは分かり辛かった設定等も、おまけ部屋でしっかりと補足されているので、話の内容が理解不足だと感じた人でも安心です。
続編とかあったら、本当に面白そうな作品ですよね。
短い所が良いのだとは思いますが、確かに続きが気になる作りになっていたと思いますね。

謎の多い異世界に触れてみたい方や、燃え上がるバトルが好きだと云う方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3116]
  • 愛するって~、奥が深いんだなぁ~

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 5日(木)21時51分25秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/6891

kokoro134様の制作された、高校生同性恋愛ADV、“好きのかたち”の感想を書かせて頂きますね。

本作は女子高校生同士、男子高校生同士の恋愛を描いた、ちょっぴり切なさを感じられる物語。
百合話とBL話をクリア後、ヤンデレ話が楽しめると云う話でしたが、結局何処で見られるのかが分からず終いでした。
ちょっとしたバグもあって、後語りの画面に行くと、戻るをクリックしても、何故か戻れなかったりしますね。
もしかしたらヤンデレのお話も、作ってはあっても、バグで見れないだけなのだろうか……と思っています。
もしそうであれば、次回バージョンアップに期待したいと思います。

私は百合専ですけど、まあ折角だからと云う事で、遂に苦手なBLにも手を出してしまいましたよ。
この二つの物語を両方プレイした上での感想になりますが、どちらも同性愛を描いていると云うのに(いや、描いているからこそ……なのか)、凄く切なさを感じてしまうんですよね。
それでいて、相手を好きになった理由も、ただ綺麗なだけの物と云う訳ではなくて、例えば相手の事が何も分からないからとか、自分にはない物を持った相手を独占したいからとか、曖昧だったり、汚さも潜んでいたりして、各話の主人公の変わった感情を知る事が出来たのが面白かったですね。
ディープな行為に及んでしまうのは百合の方なのですが、BLの方が途中で笑ってしまいそうにはなった物の、物語自体は切なく、それでいて前向きで良い話だった気がしました。
百合の方は郁海は本当に良い娘って感じでしたが、相手の桜苗が余りに癖が有り過ぎて、結局何を考えているのか分からないまま終わってしまったので、何か凄く郁海が可哀想に思えましたね。

やっぱり話自体は残念ながらBLの方が感動出来た気がします。
一夏が新の知りたくもない感情を知って、それでも受け入れようとしてくれた辺り、本当に良い人だと思いましたし、二人の強い絆を感じましたね。
郁海と新が幼馴染で家も隣同士と云う、何とも言えない漫画等のご都合主義的な設定なのにも関わらず、お互いに同性を好きになってしまっていて、それでも通じ合っていると云う所も面白いですよね。
ヤンデレの話の方も気になりますが、もっと作者様の頭の中の百合を見てみたい、そんな風に思った作品でありました。

短いながらも、若くて感受性が豊かだからこその、様々な「好きのかたち」があると思います。
登場人物達と同世代の方は勿論の事、大人の方も若かりし頃の自分自身を思い出して、懐かしさに浸りながらプレイしてみて頂ければと思いますね。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3115]
  • キモオタ君の歪んだ愛情

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 4日(水)22時07分41秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/5297

HIJIKI様の制作された、ネットサスペンスADV、“歪んだ世界と恋愛に関する考察”の感想を書かせて頂きますね。

本作は女子中学生の亜由美と、友達の麻衣が、一緒に利用しているSNSサイトで起こった、奇妙な事件を描いた物語。
非常に短いストーリーで、最初は仲睦まじいネット上の小グループの楽しそうなやり取りを見る事が出来ますが、突然麻衣の様子がおかしくなり、彼女が打ち込んだ一言によって、物語は一気に急展開を迎えます。
麻衣の一言の後に、メンバーが文句を言って来る所がありますが、何か彼等にとって都合の悪い事でもあるのだろうかと疑問に思っていた所、後に真実が分かり、えええええっ!?って気持ちになりました(笑)。
にしても、本作の黒幕の行動力の凄さは目を見張る物があり、単なるストーカーの一言で片付けられるような存在ではないと思うんですよね。
少なくとも、好きになった相手と近付きたいが為に、そこまでするのかって思うような事を平気でやって退けてますし、それ以上に才能があると思うんですよね(器用だし)。

モロにキモオタ(?)の歪んだ愛情を見る事が出来ました。
ただ、やはり余りにストーリーが短過ぎて、感情移入をする為にも、もう少しボリュームがあった方が良いのではないかと個人的には思いました。
あれだけ見ると、ラスト以降の展開は悲惨な物になりそうな気もしますが、もしかしたら全く大事にならずに終わる可能性だってありますよね。
いや、どう考えても、彼の行動の数々は犯罪である事は確かなんですけど……(笑)。
プレイヤーの想像によって、バッドエンドにもノーマルエンドにも(流石にこの流れでハッピーエンドには絶対にならないよな(苦笑))なり得ると思いますので、クリア後は是非とも各自で本作の物語について考察してみて下さい。

SNSサイトを利用している人や、ネトゲで遊んでいる人等は楽しめると思いますので、プレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3114]
  • ゴミのお母さんにガクブル(笑)

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 4日(水)20時47分39秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/4607

HIJIKI様の制作された、学生百合ホラーADV、“友愛 ver1.04”の感想を書かせて頂きますね。

本作はごく普通の女子中学生である里佐が、学校を休んでいる友人の美音の事を心配して、彼女の家に行くと云う物語。
主な舞台は美音の家の中であり、ここで様々な試練が里佐を待ち受けています。
ホラーゲームなので、一発死のトラップが用意されていたり、グロテスクな表現も多々あるのですが、常に物事を冷静に分析し、落ち着いているイメージの里佐を見ていると、そこまで恐怖心を感じたりはしないかと思います。
青鬼のように、追い掛けて来るキャラもいないですし(笑)。
家の中は放置されて長い時が経っている感があり、何が起こるか分からず怖いのですが、謎解きは非常に難易度が低めになっていて、ヒント等も全くなくとも、数分でクリアまで漕ぎ着けるかと思われます。

残念な点を挙げますと、意外とちょっとしたバグが多くて、本来は一つしか手に入らないと思われるアイテムが何回も手に入ったり、入れるようになったはずの部屋に入れなくなってしまったり、後はエンディングの時に随分と酷い状態になってしまったりと、次のバージョンがあるとしたら、是非とも修正を掛けて欲しいと思える点があると云う事ですかね。
ストーリーは最初から最後までプレイしても、全てが完全に語られると云う訳ではなく、やはり謎のまま終わってしまう部分もあるのですが、それは逆にプレイヤーに想像の余地を残してくれているので良いと思います。
黒幕のヤンデレ具合も半端じゃなく、どうしてこんな事になってしまったんだろうと思いましたね。
ラストはそこに辿り着くまでよりも断然恐怖を味わう事が出来る物となっており、殆どのエンディングが悲惨な結末になっているのですが、どのエンディングもタイトルに統一性があり、凝っていたのは良かったと思います。

流石にこの黒幕のような領域の人はそうはいないとは思うのですが、一部ではリアルさを感じる事も出来て、中学生の女子同士の友情、また行き過ぎてしまった恋愛感情等が伝わって来ましたね。
男性では知り得ない、この年頃の女子特有の気持ちと云う物もあるかと思いますので、女性がプレイすれば、嘗ての自分と各登場人物達を重ね合わせて、色々と思う所があるかも知れません。
グッドエンドの最後の写真を見て、擦れ違いが生じさせてしまった、この悲しい事件の事を思い、凄く胸が切なくなりました。
短時間でサクサクラストまで進めると思いますので、実況等にもかなりお勧めの作品だと思います。

ホラーゲーム好き、百合ゲー好きの方は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3113]
  • その実はまるでガーネット

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 1日(日)22時09分31秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/4228

HIJIKI様の制作された、ダークメルヘンADV、“StrawberryHappyHalloween”の感想を書かせて頂きますね。

本作は魔界の王女フレイズが、執事のイフからもらった苺の種を育てると云う物語です。
キャラの立ち絵や背景が可愛らしく、横文字等が表現されている箇所もあり、メルヘンチックでコミック風な雰囲気が漂います。
選択肢は一箇所だけで、ストーリーはとても短いのですが、バッドエンドだけでなく、もう一方のエンドも残酷で悲しい終わり方となっていて、それまでのほのぼのとしていた雰囲気が一気に覆されます。
とは言え、イフの王様や王女への強い忠誠心、思いやりの心を見る事が出来、切なくも温かい気持ちになれたのも事実です。
主がいなくなったとしても、彼が忠誠を尽くして最後の戦いに赴く姿も、とてもカッコ良く思えました。

ですが、折角苺が手に入って嬉しそうにしていたフレイズが、結局あのような運命を辿るしかなくなってしまうのは、流石にちょっと可哀想だと思いますね。
待ち続けていたフレイズとイフの所に、カボチャの王様が何食わぬ顔で帰って来る、そんなご都合主義のハッピーエンドがあっても良かったんじゃないでしょうか。
こんな可愛い絵柄でダークな世界観だからこその魅力はあるのだとしても……ね。
後日談や外伝なんかもあれば良かったかなとも思います。

ちょっぴり悲しいお話ですが、我儘王女としっかり執事のほのぼのとしたやり取りは必見ですので、是非ともプレイしてみて頂ければと思います。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3112]
  • 俺がペロペロしてあげたい(笑)

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 6月 1日(日)11時05分2秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/6279

午後のお部屋様の制作された、ヤンデレ風愛情ADV、“アヌビスと一緒”の感想を書かせて頂きますね。

本作は大学生の五郎の飼い犬、花子が、ある日突然、少女の姿になってしまうと云う物語です。
最初は全てが謎に包まれていて、何故?何故?としか思えない状況なのですが、五郎に甘えて来る花子ちゃんは可愛らしく、幼馴染の香織からも彼は深く愛されていて、何と言うかとても羨ましい気分になりました(笑)。
花子と香織の女同士の衝突は非常に怖かったのですが、五郎と一緒にいる時の花子ちゃんの過剰なスキンシップは凄まじく、終始理性を抑える事が出来た五郎は、非常に真面目でストイックな男性だと思いました。
因みに、同作者様の過去作“悪魔も愛されたい”のキャラが大活躍する事もあり、是非ともこちらの方も先にプレイしておいて頂きたいと思います。

五郎と花子のやり取りはほのぼのとしていて明るく、ニヤニヤしながら微笑ましく眺めていられるのですが、中盤辺りからは非常に深くて暗くて重いストーリーになって行きます。
予想も出来ない展開が多く、ミスリードの仕掛も用意されていて、続きがとても気になるお話になっています。
グロテスクなシーンが多々見られ、推奨年齢は全年齢とされていますが、15歳以上相当の内容だと思えますので、軽い性的なネタや流血等の表現が苦手な方はご注意頂いた方が良いかも知れません。
ヤンデレ度に関して言いますと、全編通して考えた場合、それ程ではない気がしましたが、五郎が花子と香織から物凄く愛されていると云う事は感じられました。
個人的に燃えたのは終盤に控えているバトルシーンであり、大切な人を守ろうとする五郎が、人外の化け物とぶつかり合う所は、非常に熱くてカッコ良かったですね。

詳しくは語りませんが、エンディングが良くある超ご都合主義ではない所も、逆に感動を際立たせていて良かったんじゃないかなと思います。
最後のお別れのシーンには流石にグッっと来てしまいましたが、離れてしまっていたとしても、あの二人はお互いに強く生きて行けるんだろうなと思います。
悪魔も愛されたいでも大活躍したあのキャラが、本作でもピンチの時に現れてくれ、五郎達を助けてくれたシーンも良かったですよね。
ツンデレですけど、あの娘は本当に良い娘だと思いますね。
悪魔も愛されたいの続編、超希望ですよっ!(ヨシュ×スイ、ヨシュ×クビ、クビ×スイ全部OK食わせて頂きます(笑))

クリア後の2つのおまけも面白かったと思います。
プレイ後に胸が切なく、でも温かくなれる本作、是非ともプレイしてみて下さいね。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3111]
  • お姉ちゃんがずっと傍にいてあげる

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 5月31日(土)22時09分12秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2378

公主様の制作された、運命分岐乙女恋愛ADV、“永遠の牢獄II”の感想を書かせて頂きますね。

本作はフランスのトレンドと云う組織に所属する精霊術師の主人公が、柳枢賀と云う異質者の少年の死の運命を変えようとする物語です。
この作品は前作“永遠の牢獄”の1年後を描いた続編的位置付けの作品であり、前作をプレイ済だと物語を理解し易く、より楽しむ事が出来ると思われます。
メインの登場キャラは皆個性豊かであり、重要なシーンでは声優さんによるボイスも当てられています。
CGも多めで、クリア後のおまけ要素も充実しており、完全コンプリートするまで楽しめる作りになっています。
攻略法も初心者の人の為に解説してくれるのが、地味に嬉しい所だと思います(クリア出来なくてプレイヤーがやる気を失くすのが一番怖いですから)。

基本的には前作同様、非常に重くてシリアスなストーリーなのですが、心が安らぐような明るいイベントがあったり、キャラ同士の掛け合いが面白かったり、ヒロインと攻略キャラの感動的な恋愛シーン等も沢山見る事が出来ます。
攻略キャラは全6名で、選択肢を選んで物語を読み進めて行く形のシステムなのですが、各キャラの固定ルートに入ると、細かい所で色々変わっている点に作り込みの凄さを感じられました。
どのキャラも十分に魅力的ではありますが、女性受けが良さそうなのは、荒っぽいけど根は優しいヴェローナと、何処となく紳士的なイメージのあるパドヴァの2強でしょうかね。
個人的に面白かったルートは、セクハラ上司のミラノさんのルートであり、ヒロインよりも大分年上な事もあり、大人っぽくエッチな物言いで彼女を攻めて来るので、ドS男性に調教されたいドM女性にとっては堪らないでしょうなぁと思ったり(笑)。
変態設定なのに、時々冷酷になったり、ヒロインの前で弱さを曝け出したり、様々な一面が見られるキャラだと思いました。

とは言え、本作は間違いなく乙女ゲーなのですが、私としては金髪ツインテールロリータのフォーエンちゃんのルートが、ある意味、一番感動した気がします。
色々と重い事情を抱えているのに、両親を健気に待ち続けていたり、何時もとても素直で純粋だったり、もしも自分が女性だったら、あんな風にお姉ちゃんって呼ばれて慕われたら、もうメロメロになってしまいそうですよ(笑)。
前作のアスティみたいな百合ではありませんが、枢賀の運命を変えるだけでなく、フォーエンちゃんも助ける事が出来て、本当に良かったなぁと思いました。
後、前作プレイ済の人は壱岐の秘密を知っているとは思いますが、本作ではそうなった理由を知る事が出来る点も面白いと思います。
壱岐はヒロインにとっては友人と云う扱い止まりで良いのかどうなのかは謎ですが、ヴェローナが武蔵って呼ぶ度にブチ切れて、毎度のように喧嘩するのは、シリアス重視な本作では貴重なお笑いシーンなのかも知れませんね。

若干グロテスクなシーン等もありますが、バトルシーンもとても盛り上がりますので、イケメン男性とイチャイチャしたい女性プレイヤーは、是非とも遊んでみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3110]
  • 白蛇に嫉妬した龍神様

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 5月27日(火)23時09分24秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2233

公主様の制作された、和風新婚乙女恋愛ADV、“龍神宮島の神の花嫁”の感想を書かせて頂きますね。

本作は龍神様と結婚したばかりの若い女性主人公が、連休の4日間で愛しの旦那様との関係を、もっと深めてしまおうと云う物語です。
龍神様もヒロインもお互いに愛し合っている夫婦と云う形でスタートする訳ですが、ヒロインは学生であり、しかもとても奥手な女の子で、その様子を見ていられない弟や姉から、良くアドバイスをされてしまう程なんですよね。
龍神様は普段は龍と人間の間のような姿をしていて、尚且つ物凄く長い間、生きていると云う設定ですので、人外で歳の差のある旦那様と云う事になる訳ですね。
若い青年のように見えますが、言葉遣いは古風で落ち着いている感じであり、にも関わらず、素直に強烈な愛情表現をして来ますので、タイプの女性はそれこそヒロインのように赤面してしまうのではないかと(笑)。
作者様の他作品は非常に重たい話が多く、グロテスクな表現等も多々ある事もあり、終始ほのぼのした展開の本作はかなり貴重な作品だと言っても良いかも知れません。

一度クリアすると攻略法を見る事も出来るのですが、そこでも言われているように、攻略法がなくとも完全クリアが出来る程に難易度は低めになっています。
選択肢がまず少ないですし、本能で正しいと思った方を選んで行けば、自然とノーマルED以上にはなれますしね。
エンディングは全3種類で、バッドEDは確かにこりゃあ酷いなって終わり方ではありましたが(笑)、残りの2つはどちらも味があって良かったと思います。
龍神様がヒロインの事を本当に心から愛してくれている事が伝わって来て、ヒロインも同じように龍神様の事を愛しているのに、その想いを上手く伝える事が出来ない、積極的になれないと云う所が、確かに見ていて弟や姉のような気持ちにならなくもなりません。
ですが、そんな所もこの若妻の良い所であって、龍神様もそんな彼女の事が好きになったんじゃないかなと思えましたね。

面白かったのは、龍神様が正体不明の白蛇に嫉妬してしまった所で、普段は神様らしく威風堂々としているのに、ぱっと出の爬虫類に本気で嫉妬心を燃やしてしまっているギャップが可愛い気がしました(笑)。
後は家族からのパパの扱いの酷さとか(爆)。
まあ、何にしても、明るくて平和な日常が描かれつつも、その中でちょっぴり切なさも感じる事が出来る、そんな優しい雰囲気の乙女ゲーだと思います。
こう云う感じの作品も良いと思いますね。
鬱展開は皆無なので、安心してプレイして頂ければと思います。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3108]
  • カボチャは二人をそっと見ていた

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 5月26日(月)20時08分43秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2119

公主様の制作された、ファンタジー乙女恋愛ADV、“Halloween cross”の感想を書かせて頂きますね。

本作は偉そうな態度と毒舌が特徴のパートナーの男性ライと共に訪れた町での、女性主人公のハロウィンの祭の際の一時を描いた物語です。
同作者様のApril foolに出て来た、お馴染の女性主人公とライの他に、以前サイトにて公開されていた小説からも登場するキャラがいて、プレイ時間はとても短い物の、割と多くのキャラクターが登場します。
選択肢やイベントCG、エンディングは少なめで、女性主人公とライは長く一緒に旅をして来た事もあり、それなりに強い絆を感じる事も出来るのですが、何分他のキャラは今回急にぱっと出て来たばかりであり、彼等の事を深く理解出来ていないまま、エンディングまで行ってしまう所はちょっと物足りない気持ちにはなりました。
要は一言で言ってしまうと、余りに短くて感情移入する事が出来ないって事ですかね。

天使や悪魔や聖女が出て来る等、完全なファンタジー世界が舞台となっていて、何処となくRPGをプレイしているような気分になります。
独特の世界観は構築されているように思えますので、RPG化されたとしたら確かに面白くなりそうです。
エンディングは全て男性キャラとのペアなのですが、若干百合ルートっぽい物があって、胸がドキドキしてしまう程、期待してしまいましたが、それも最後の衝撃の告白で……私は灰になってしまいそうでした(笑)。
今回は百合要素は残念ながら、殆どないぞとだけ言っておきましょう。

対ライの場合は恋愛要素有と言っても良いかも知れませんが、それ以外はちょっとしたデート感覚って感じかも知れませんね。
短めを意識して作られているのだと思いますが、そう云う訳で過度な深い恋愛要素には期待しない方が無難かも知れません。
ただ、若干生々しい、軽い性描写が含まれているので、イケメン男性達に支配されたい願望のある女性プレイヤーには嬉しい作品だと思います(笑)。
全てのエンディングを見ても、30分も掛からない程、一ルートが短い作りになっていますので、手軽にカッコ良い男性キャラとデートしてみたい女性は、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

  • [3101]
  • ラスボス級が旅の仲間に

  • 投稿者:眼鏡侍
  • 投稿日:2014年 5月26日(月)10時28分33秒
  • 返信
 
http://www.freem.ne.jp/review/game/win/2024

公主様の制作された、中華風ファンタジーADV、“黄昏を見つめて”の感想を書かせて頂きますね。

本作は時を止める妖魔に成長を止められてしまった少女、旋律の時間を戻す為に、妖魔狩りの男性、神楽が彼女と共に「ないもの」を捜して旅をすると云う物語です。
本編と外伝を交互にクリアして話を進めて行く形になっていて、全四章構成で一章一章は短めになっているのですが、本編外伝共に、ラストだけは他の章に比べて圧倒的に長めになっています。
選択肢は非常に少なくて、当然分岐も少なく、ストーリーはほぼ一本道と考えて良いかと思います。
多くのキャラが登場し、立ち絵やイベントCGの種類も豊富で、設定として中華風の独特の世界観が構築されており、ストーリーも非常に興味深くて面白いと思いました。

私の個人的な意見ではありますが、本作の面白い所は、男女ペアの旅路ではあるのですが、そこにあるのは恋愛感情ではなく、とても深い絆であって、お互いに大切に思い合っている所だと思うんですよね。
序盤の方で旋律には既に婚約者がいると明記されていて、大抵の作品であれば、旅の中でヒロインが主人公に段々と想いを寄せて行くようなパターンになりそうですが、本作はそこは完全に徹底していて、恋愛感情とはまた別の強い絆を感じられたのが良かったです。
後は意外にもあっさり見付かった時を止める妖魔が、謎を隠しながらも神楽達の旅のメンバーになってしまい、ある意味、ラスボス的存在が直ぐ傍にいると云う、そんな理解が追い付かない状況が最後まで続くと云った所も変わっていますね。
普段は飄々としているけれど、その状況状況で様々な顔を見せて、キャラが安定はしていないのですが、何と言っても伝説上の妖魔ですから、本当に常識が全く通用しないと云うのも納得出来ますね。
怖い時は本当に怖いと思いましたが、結局の所、彼は単純に神楽の事を気に入ってしまっただけで、彼等の旅に同行したのも、暇潰し以上の意味はなかったのかも知れませんね。

比率としては女性キャラよりも男性キャラの方が多めでしたが、神楽と九尾の狐のやり取りは何か可愛かったですね(笑)。
神楽も人間の女性で惹かれる人もいないようですし、異種族間の恋愛ってのも、全然悪くないと思います。
皇帝も本当にカッコ良くて良い人でしたよね。
壮大な物語で、熱いバトルシーンも多く、終わり方も凄く綺麗で良かったと思います。
因みに、本作は殆ど神楽の視点から物語が描かれますし、恋愛要素も強くはないので、乙女恋愛ゲームではないと思いますね。

ほんの少しだけエッチなシーンはありましたが、グロテスクなシーンは殆どありません。
中華風の広大なファンタジー世界を疑似体験し、冒険を堪能したいと云う方は、是非ともプレイしてみて下さい。

それでは、これにて失礼致します。


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